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本作は、岡田が伝説の殺し屋“ファブル”を演じたアクションコメディ。「1年間、誰も殺すな」と命じられたファブルが、佐藤アキラという偽名で平穏に暮らそうとするさまが描かれる。
岡田は「1作目を越えなきゃいけないという裏テーマを抱えながら撮影に臨みました。アクション、ストーリー、笑いがさらにパワーアップした作品に仕上がっていると思う」と本作の完成度に胸を張り、振り付けや構成を担当したアクションシーンについては「(自身の)熱意がだんだんスタッフの皆さんにも伝染していって、団地の場面ではカメラマンさんもワイヤーで吊られながら撮影してました」と懐かしそうに振り返る。和やかなシーンへの出演が多かったという山本は「あんなに安全に、あんなに危ないアクションをできるんだなとびっくりしました」と驚きの声を上げた。
木村は、撮影の3カ月前からアクションのトレーニングを始めたそう。彼女は「『ただ殴る蹴るだけじゃなくて、“対話”なんだよ』と岡田さんが教えてくださって、そこからすごく楽しくなりました」と岡田に信頼を寄せ、安藤も「岡田のアクションに対する哲学に触れて、すぐ『弟子にしてください! 道場通わせてください!』と伝えました」と続ける。その言葉に岡田は「最近、芸能界にだいぶ弟子が増えているんです」と笑った。たびたび共演している堤が「岡田くんは会うたびに体型が違う。今はスッとしている感じ」と言及すると、岡田は「今は何も撮影していないので……」とはにかんだ。
「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」は、6月18日より全国ロードショー。
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