エドガー・ライトのサイコホラー「Last Night in Soho」海外版予告が公開

エドガー・ライトの監督作「Last Night in Soho（原題）」の海外版トレイラーが、YouTubeで公開された。

ライトにとって「ベイビー・ドライバー」以来の長編となる本作は、ロンドンを舞台としたサイコホラー。劇中では、ファッションデザインに情熱を燃やす現代の少女エロイーズが1960年代の世界に入り込み、歌手志望の少女サンディと不思議なつながりを持っていく。「ジョジョ・ラビット」のトーマシン・マッケンジーがエロイーズ、ドラマ「クイーンズ・ギャンビット」のアニヤ・テイラー＝ジョイがサンディに扮した。マット・スミスや2020年に死去したダイアナ・リグも出演している。

このたび公開されたトレイラーでは、エロイーズが過去に迷い込む様子や、鏡に写ったエロイーズがサンディの姿になっている映像が確認できる。そして後半には、床から人間の手が飛び出し、エロイーズが何者に襲われる場面も収められた。

なお本作は2020年にアメリカで公開される予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で2021年公開となった。2021年のサンダンス映画祭で、ライトはIndieWireの取材に対し「『Soho』が2度の延期を経て10月公開になるという見出しを見ましたが、劇場で公開されるという前向きな捉え方もできますし、僕はそう考えています。大きなスクリーンで観られるチャンスがあるのなら、喜んで待ちますよ」と話している。

「Last Night in Soho」は10月22日に全米公開される。日本での公開は未定。