「キャラクター」は売れないマンガ家・山城圭吾が殺人事件の第一発見者となってしまい、犯人をキャラクター化してサスペンスマンガ「34」を発表したところ、その物語を模した事件が次々と発生していくさまを描いたダークエンタテインメント。山城を菅田、殺人鬼の両角をFukaseが演じたほか、高畑充希、中村獅童、小栗旬も出演している。
当初は出演を断るつもりだったというFukaseだが、事前に演技の勉強をすることを条件に参加を決意。約1年半かけて、ワークショップに参加するなど準備を行った。また出演をためらっていたFukaseの背中を、SEKAI NO OWARIメンバーのSaoriが「これからの音楽活動にもきっといい影響があるはずだから挑戦してみたら?」と言って押したという。
「キャラクター」撮影現場を訪れ、プロデューサーに促されてセットの中まで進んだSEKAI NO OWARIのNakajin、Saori、DJ LOVE。特殊メイクで血だらけになったFukaseがやって来ると、Saoriは「すごいね!」と興奮気味にリアクションした。またSaoriが菅田へ、Fukaseについて「いつも撮影が終わったら、こんなシーンを撮ったと報告があるんです」と明かす場面も。Fukaseが「こんな家族みたいな感じの訪問になって……」と照れながら話すと、菅田も「確かに家族感ありますね」と笑う。山城のアトリエのセットを見学したSEKAI NO OWARIの3人は、マンガ「34」など細かい小道具や美術に興味津々の様子だった。
Saoriは、撮影現場でのFukaseの佇まいについて「殺人鬼の顔をしているFukaseを見ると、『あ、これからバンドが大変な状況になる顔だ』と本能的に思ってしまい、色んな意味で鳥肌が立ちました」と述べる。さらに「ステージに立っている姿を見て、この人なら役者の挑戦も出来るのではないかと思いました。また、役者の世界で得た事をバンドにも生かしてくれるとも思ったので、私自身の楽しみもあり、『絶対やってみなよ!』と後押ししました」と期待を明かす。
さらにSaoriは、役者としてのFukaseへのメッセージとして「『貴方ならきっと出来る』とは言ったものの、本当に役者の世界に飛び込んでいくFukaseの姿を見て感動していました。バンドがどんなに忙しくなっても朝から芝居の練習をし、役への理解を深めようとしていた所は、やると決めたら中途半端にしはしない、根っからの真面目さが出ていると思います。『自分も頑張ろう!』と思いました。側で見ていて刺激的でした」とコメントを寄せた。
原案と脚本を
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「キャラクター」現場をセカオワメンバーが訪問、菅田将暉「家族感ありますね」(コメントあり) https://t.co/MyfwMN15Up