米倉扮する主人公・大門未知子が病院組織で数々の騒動を巻き起こしながらも、外科医の本質である手術や治療を成し遂げるため、一切の妥協を許さず突き進む姿を描く医療ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」シリーズ。2012年10月から12月にかけて第1シリーズが放送され、このたび10年目に突入する。
第7シリーズとなる本作の舞台は、100年に1度のパンデミックによって世界中で医療崩壊が起こる中、新局面を迎えた日本最高峰の大学病院・“東帝大”こと東帝大学病院。東帝大は今や感染治療と内科を最優先し、不要不急の外科手術は延期する方針に。かつて花形だった外科は別棟の分院へ追いやられ、メスを使わないケミカルサージェリーを推進する内科が台頭の兆しを見せていた。そんな感染危機と新たな権力が渦巻く東帝大に舞い戻った未知子は、まるで戦場のように疲弊しきった医療現場でもひるむことなく己の道を突き進む。
米倉のほか、
米倉は「コロナ禍でおうち時間が増え、『ドクターX』を動画配信などで見返してくださった方もたくさんいらっしゃったようで、『面白かったです』と言ってもらえて、すごくうれしかったんです。私たち『ドクターX』ファミリーのみんなが『ぜひもう一度やりたい』と願い、実現した最新シリーズ。そのパワーが皆さんに届いたらいいな、と思います」と意気込みを伝えた。
なお「ドクターX」の過去全シーズン、「ドクターY」全シリーズは動画配信プラットフォーム・TELASAで配信中。
「ドクターX~外科医・大門未知子~」第7シリーズ
テレビ朝日系 2021年10月スタート 毎週木曜 21:00~21:54
米倉涼子 コメント
「ドクターX」が10年目を迎えることについて
「ドクターX」が始まると最初に聞いたのは、初めてブロードウェイでミュージカル「CHICAGO」に出演するため、ニューヨークに滞在していたときだったんです。そのタイミングを含めて考えると、この10年は自分自身の歴史をものすごく振り返られる時間。まさか大門未知子という1人の女性の歴史が10年続くなんて…! 私の人生設計になかったことなので、ありがたい限りです。それこそ最初は、大門未知子がどういう存在なのか、私にも全然分からなかったんです。でも「未知子はスッキリしてるよね。失敗しないよね」というイメージを、みんなで築き上げていき、この10年で視聴者の皆さんの中にも浸透していって…。そう考えると、この10年は未知子を演じる上での“起承転結”でもあったんだと思います。今回も未知子をしっかり演じきるために、今は最新シーズンに向けてエネルギーを蓄えているところです。楽しみにしててください!!
この10年で自身が「ドクターX」から受けた影響
お医者さんと会える連載が始まるなど仕事の幅も広がりましたし、街中でも米倉涼子ではなく「大門未知子」と呼ばれるようになって…。影響はすごく大きいですね! 中でも大きい収穫は、「ドクターX」ファミリーのみんなと一緒にいることで得られた“仲間意識”。もちろん私だけでなく、みんなも「絶対に前作を超えるものを作りたい!」と思っているはずなので、楽しいだけじゃなくプレッシャーもあります。でも、みんなで力を合わせて超えていきたいなって、今回も思っています。
昨年のスピンオフ「ドクターY」出演に続き、「ドクターX」最新シリーズに臨むにあたって
実は「ドクターY」のとき、撮影があまりに楽しすぎて、未知子がちょっとハイパーになりすぎちゃったなって、反省したんです(笑)。よくよく考えたら、「ドクターX」第1シリーズの未知子って、もっと無口で、今より落ち着きがあったんですよね。セリフも昔は少なくて、基本的に口を開けば「私、失敗しないので」と「いたしません」。それがインパクトにつながって、大門未知子のイメージが定着したと思うんです。だから、今回の最新シリーズでは原点に戻って、少し落ち着きを取り戻したいな、と。この10年の経験を経て、もっと自信を持って、大人になって帰ってきた未知子でありたいな、と思っています。
独立して1年経った現在の仕事に対するスタンス
自分でやらなければいけないことが、すっごく(!)増えたので、疲れてはいますけど(笑)、“自分が挑戦したいこと”をやるというスタンスは変わらず…。意外と皆さんが思うほど、私自身は変わっていないんですよ(笑)。ただ、以前は周りの皆さんが作り上げてくださった棚の上に乗るだけだったのが、今はそれこそショーのライティングや楽曲選びなど、打ち合わせの段階から参加させていただくようになったんです。頭は毎日休まらないですけど(笑)、ゼロから作り上げる楽しさを覚えました!
「ドクターX」第7シリーズ開始について
セリフ、覚えられるかな(笑)? オペのシーンも視力が最近落ちたので、手元がちゃんと見えるか心配(笑)! でも、コロナ禍でおうち時間が増え、「ドクターX」を動画配信などで見返してくださった方もたくさんいらっしゃったようで、「面白かったです」と言ってもらえて、すごくうれしかったんです。今回は見てくださっている方々同様、私たち「ドクターX」ファミリーのみんなが「ぜひもう一度やりたい」と願い、実現した最新シリーズ。そのパワーが皆さんに届いたらいいな、と思います。
内山聖子(エグゼクティブプロデューサー)コメント
緊張感、閉塞感が続き、医療現場も大変な時代です。
だからこそスタッフキャスト一同、大門未知子に逢いたいと思いました。
肩の力を抜いて、ひととき一緒に笑ったり泣いたりの時間を過ごしましょう。
今回も力強くて痛快です!
全身全霊をかけて面白い「ドクターX」にします。お楽しみに!
関連する特集・インタビュー
関連記事
米倉涼子の映画作品
関連商品
310(SATO)|TGC & TMF @310leader
もうシリーズやらないって話じゃなかったのか…
大門のイメージが付きすぎちゃって、もうやらない的な…
それで事務所と揉めたとか噂あったのにw
米倉涼子「ドクターX」第7弾が10月スタート、シリーズ10年目に突入(コメントあり)
https://t.co/0FIFRj6B3A