金子大地×石川瑠華「猿楽町で会いましょう」1年の延期経て公開へ、春ねむりも登壇

2

307

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 60 198
  • 49 シェア

猿楽町で会いましょう」の先行有料試写会が本日5月18日に東京・WHITE CINE QUINTOで行われ、キャストの金子大地石川瑠華、主題歌を担当した春ねむり、監督の児山隆が登壇した。

「猿楽町で会いましょう」先行有料試写会の様子。左から児山隆、石川瑠華、金子大地、春ねむり。

「猿楽町で会いましょう」先行有料試写会の様子。左から児山隆、石川瑠華、金子大地、春ねむり。

大きなサイズで見る(全8件)

「猿楽町で会いましょう」ポスタービジュアル

「猿楽町で会いましょう」ポスタービジュアル[拡大]

本作は駆け出しのフォトグラファー小山田と読者モデル・ユカの関係を描くラブストーリー。小山田が東京・猿楽町で撮ったユカの写真が、2人の運命を大きく変えていくさまが描かれる。存在しない映画の予告編を制作する未完成映画予告編大賞 MI-CANの第2回でグランプリを獲得した作品がもとになっている。

左から石川瑠華、金子大地。

左から石川瑠華、金子大地。[拡大]

石川瑠華

石川瑠華[拡大]

コロナ禍で1年の延期を経て6月4日に公開される本作。金子は「思い入れのある初主演映画。小山田の役を僕にベットしてくれたことに感謝の思いでいっぱいです。本当に不安だったんですが撮影から2年越しの公開に安心してます。たくさんの人に観ていただきたい」と挨拶する。もとになった予告にも出演している石川は「もう3年ぐらいの付き合い。映画ができあがったあと自分が飲み込むまでにも時間が必要でした。その時間が自分にとってとても大切なものです」と深い思い入れを明かす。さらに「予告編にあるように、本当にただのラブストーリーの1つ。正解はないし、この映画で描かれることが真実だとは限らない。ユカや小山田を通して、自分の新しい部分や嫌なところがわかってもそれを拒否しないで観てもらえたら」と語った。

金子大地

金子大地[拡大]

この日、進行役を務めた児山が「全然タイプの違うお二人。金子さんは石川さんと現場で対面するときどういう部分に気を付けてた?」と質問する場面も。金子は「予告の石川さんの姿を見て、長編に出たいと思ったんです。だから彼女の表情や魅力を映画でおとしめたくなかった。児山さんと相談して脚本にないセリフを入れたりして、石川さんの素がポロッと出る瞬間を作ることも意識してました」と振り返った。

春ねむり

春ねむり[拡大]

本作のために主題歌「セブンス・ヘブン」を書き下ろした春は「私、人間の好き嫌いがすごく激しくて、映画だとユカが好きで、それ以外の人間が全員嫌い(笑)。主題歌でも最初は大人になり切れないユカを守りたい、擁護したいって思っちゃったんです」と述懐。そして「でも映画はユカにも小山田にも肩入れしてない。私の感情を歌でぶつけてしまうと“主題歌”の意味がないなと思って。なるべく情景や空気感だけを切り取ることを徹底しました」と語った。

「猿楽町で会いましょう」はWHITE CINE QUINTO、シネ・リーブル池袋ほか全国で順次ロードショー。

※「猿楽町で会いましょう」はR15+指定作品

この記事の画像・動画(全8件)

(c)2019オフィスクレッシェンド

読者の反応

  • 2

おおとも ひさし @tekuriha

金子大地×石川瑠華「猿楽町で会いましょう」1年の延期経て公開へ、春ねむりも登壇 -
https://t.co/9FH0KWdIYe

コメントを読む(2件)

リンク

関連商品

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 猿楽町で会いましょう / 金子大地 / 石川瑠華 / 春ねむり / 児山隆 の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。