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本作は実在のロボット修理人・乗松伸幸をモデルに、ロボット修理の天才的な技術を持つ少年・倫太郎、依頼品のAIBO、ヒロインのすずめの再生を描く物語。倫太郎を「ロック ~わんこの島~」の
土師野は「田中監督の強い情熱によって幾度の困難も乗り越えて完成したこの映画。監督が目指す100年愛される映画になることを願ってやみません」とコメント。大村は、土師野がブータンの第1回ドゥルク国際映画祭で主演男優賞を受賞したことに言及し「普段人の映画やドラマを見て泣いたりしないけど、今回試写で土師野君の演技を見て、つい泣いてしまった。その彼が海外で認められたことが自分のことのように嬉しかった」とつづっている。
土師野隆之介 コメント
彼は真面目です。彼は非凡です。彼は愛されています。
彼は強く、そして明るいです。しかし、彼はどこか孤独です。
僕はそんな彼を演じきれているのか不安でした。
でも、出来上がった作品を観たとき、美しい映像と音楽、彼の周りの生き生きとした人達によって、倫太郎がそこに生きていると感じることができました。
「14歳の土師野君に出会えて良かった。おかげで映画が出来ました。」
監督からいただいたこのメッセージは宝物です。
田中監督の強い情熱によって幾度の困難も乗り越えて完成したこの映画。
監督が目指す100年愛される映画になることを願ってやみません。
緒川佳波 コメント
初めての映画出演にドキドキしながらの撮影でした。
私が演じたすずめはあまり声を出すことができない分、表情でいろんな感情を伝えるので、少しの感情の変化を出すことを大切に演じました。
また、上手に話せない言葉を話すことに苦戦しましたが、田中監督からいただいたアドバイスで乗り切ることができました。
ぜひ、すずめと倫太郎が出会ってから時間がたつにつれてのすずめの表情を見てほしいです。
撮影で一緒にいることがほとんどだった倫太郎役の土師野隆之介さんは、いろんなところで周囲への心配りがすごく、とても素敵な方でした。
大村崑 コメント
27年ぶりに映画出演の依頼を受けてうれしかったことがふたつ。大自然の中でのロケだったこと。いつものテレビドラマのセットでなくて、あの幻想的な榛名湖の霧がたち籠める水辺で釣りをしながら椅子に座った瞬間、病院の院長で牧師だと思えた。何よりいつもの大村崑ではなく、伝説の老人という役を与えられたことがうれしかった。そしてもう一つ主人公の土師野君が海外で主演男優賞を獲ったこと。普段人の映画やドラマを見て泣いたりしないけど、今回試写で土師野君の演技を見て、つい泣いてしまった。その彼が海外で認められたことが自分のことのように嬉しかった。
大空眞弓 コメント
人と人の繋がりが希薄になりつつある今、心が思わず温かくなる、この作品に参加させて頂けたことをとても、とてもうれしく思います。
映画で女優人生をスタートさせた私は、このようなほのぼのと観た方に癒しを感じていただける作品が生まれていくことを願います。
雄大な自然の中にある甦りの伝説。
私にも、願えば再び逢いたい方々がたくさんいます。
この大変な時代にこそまさに信じたいものです。
田中じゅうこう監督! 私を想い出し現場に呼んで下さったことに感謝です。
そして土師野君! 心より大拍手を送ります!
田中じゅうこう コメント
人が生きていくことは、何かをまた失っていくことでもある。その失ったものを復活できる装置が映画や小説である。
AIBOの修理人の話を新聞記事で見た時、16才の少年が修理人だったら面白いと思った。一年後の2017年の秋14才の土師野君と出会った。これで映画ができると直感した。半年かけて探したメイン舞台の湖が標高1200mの榛名湖だった。命が復活するテーマにぴったりだ。3年かかって夢中で撮影したら、少年は16才になり、主人公の倫太郎になっていた。配役もシナリオづくりの段階でほぼ当て書きだった。太陽に咲くひまわりのような大空眞弓さん、最高齢の現役喜劇役者の大村崑さん。唯一キャスティングで残念だったのが第一稿にあった宍戸錠さんが亡くなられたことだ。資金難やロケ中の怪我、そしてコロナ禍。長い息のつまるような激しい嵐の中で少年と少女の芽生え出た命の歌を「ロボット修理人のAi(愛)」という映画とともに今、聞こう。お帰りなさい。あなたに会いたかった。
森山和道/ライター、書評屋 @kmoriyama
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少年とAIBO、少女の再生描く「ロボット修理人のAi(愛)」7月に公開(動画あり / コメントあり) https://t.co/T93AH9VbEB
実在のロボット修理人・乗松伸幸をモデルに