2018年に公開された「カメラを止めるな!」は、和田亮一の舞台作品「GHOST IN THE BOX!」にインスパイアされた上田が、ENBUゼミナールで製作した作品。廃墟でゾンビ映画を撮影する自主映画の制作チームの姿を描き、37分ワンカットの映像が口コミで話題に。都内2館のみで上映がスタートするも、最終的には公開館数350館以上、動員数220万人超え、興行収入31億円を記録した。「One Cut of the Dead」の英題で海外公開され、フランスでも2019年3月から上映された。
リメイク版のインターナショナルタイトルは「Final Cut」。第84回アカデミー賞で作品賞や監督賞など5冠に輝いた「アーティスト」の
リメイク版製作決定にあたり、上田は「カメ止めは『ものづくりの楽しさ』を描いた映画でもあります。創り手の皆さん自身がものづくりを思いっきり楽しんで撮影して頂ければ嬉しいなと思います。よろしくでーす!」とコメント。アザナヴィシウスは「オリジナル作品の素晴らしいコンセプト、夢のような出演者たち、そして陽気でやる気満々のスタッフが揃って、この愛すべき映画を作れることに興奮しています」と話した。
「Final Cut」の撮影は4月19日からフランス・パリの郊外で開始されている。2022年に日本公開予定。
上田慎一郎 コメント
話を聞いたのは去年の秋頃でした。フランス版リメイク!? 監督は「アーティスト」のミ、ミシェル・アザナヴィシウス監督!? ワクワクが止まりませんでした。脚本を読んでワクワクは更に増しました。アイツはこんなキャラになるんだ! あの台詞こう変わるんだ! うお、こんな展開も! 大興奮で読みました。
映画は、お国柄や国民性が色濃く出ます。カメ止めが、フランスの地で、フランスの方々によって創られる事でどう生まれ変わるのか? 今から楽しみでなりません。カメ止めは「ものづくりの楽しさ」を描いた映画でもあります。創り手の皆さん自身がものづくりを思いっきり楽しんで撮影して頂ければ嬉しいなと思います。よろしくでーす!
ミシェル・アザナヴィシウス コメント
“Final Cut”の撮影開始に本当にワクワクしています。オリジナル作品の素晴らしいコンセプト、夢のような出演者たち、そして陽気でやる気満々のスタッフが揃って、この愛すべき映画を作れることに興奮しています。まさに映画を撮ることについての作品でもありますからね!
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