「
2012年に上演された飯塚のオリジナル戯曲「FUNNY BUNNY -鳥獣と寂寞の空-」と、同じく飯塚による小説「FUNNY BUNNY」を原作とする本作。うさぎの着ぐるみによる図書館襲撃とラジオ局電波ジャック、2つの事件に隠された謎と悲しい真実が描かれる。中川が自称小説家の剣持聡、岡山が剣持の友人・漆原聡を演じた。
岡山との共演について尋ねられた中川は、まず「天音くんとは5、6年前にドラマのゲストで一緒になりましたが、そんなに絡む役でもなかった。僕の中ではベールに包まれた存在でした」と当初のイメージを述べる。しかし飯塚から「今回は密談してたよね」と仲のよさを指摘されると、「天音くんは感情があまり表に出てこないので、楽しいのかなと最初は不安でした(笑)。でもテンポ感がだんだんわかってきたら居心地がよくなって。ただ久々に会った今日は若干、距離を感じますね……」と冗談交じりに返答した。
笑いながら聞いていた岡山は「大志くんは10代の頃から認知されていたし、エリートでスマートな印象でした。でもイメージがひっくり返りましたね。剣持のキャラクターもあると思うけど、役に対して愚直でピュアで……。大志くんがいないところで、『大志くん大好き』と言っているくらいファンです」と照れながら告白。中川も「僕も大好きです!」と返して相思相愛の様子を見せる。
そんな2人を見て、飯塚は「大志に剣持という役を託したのは、今まで一緒に仕事をしてきて、いよいよだなと思ったから。じゃあ大志の隣にいる男は誰なのかとなったら、何を考えているかわからない人がいいなとなって、天音に。さっきも大志が言っていたように、わからなくてちょっと怖いので(笑)」と彼らをキャスティングした理由を説明した。
岡山は着ぐるみでのシーンに言及。「最初に撮影したシーンが着ぐるみをかぶって出てくるところだったんですが、ここまで芝居をやりづらいものなのかと思いました」「前半はかぶったままの芝居が多かったのですが、途中で脱いだときの解放感がすごかった」とすがすがしい表情を浮かべると、飯塚が「なんかごめん(笑)」と謝る。中川は「着ぐるみをかぶっていると、隣同士でも声が聞こえないし、距離感も難しかったです」と話しつつ「何よりの感染対策になってましたね!」とポジティブな要素を見出していた。
イベントではSNSで事前に募集した意見や質問に登壇者が答えるコーナーも。「続編を希望しています」というコメントを受け、中川は「今作では図書館とラジオ局のエピソードが入っていますが、原作にはほかにもエピソードがあります。このメンバーでやれたらどんなに楽しいか……!」と期待を込める。岡山が「最初に飯塚さんとご一緒させていただいた際に、舞台版の『FUNNY BUNNY』を観ました。作品に出会ってからの歴は長いんです。やりたいです」と話すと、中川は「やってくれます……? 心配になるくらい常にいろんなところに飛び回ってましたよね」と多忙な岡山を気遣った。
「FUNNY BUNNY」は全国24館の劇場で公開中。なお本日よりauスマートパスプレミアムで配信され、auユーザー以外の人も月額料金の税込548円だけで観ることができる。
関連する特集・インタビュー
すぬ🎏⭐️ @snoostar
相思相愛の中川大志と岡山天音「FUNNY BUNNY」続編に意欲見せる(写真11枚)
#中川大志 #FUNNYBUNNY #ファニーバニー
https://t.co/JpaEP2CmdB