原作は、現役コピーライターの男性会社員・魚返洋平による同名の育児休業体験記。6カ月の育休取得を決意した著者が、育休取得への道のり、育休中の生活、職場復帰の問題など、会社員が直面する諸問題をユーモアあふれる文体でつづった。
ドラマでは瀬戸が主人公・魚返役に。男性の育休取得がまだ当たり前と言えない日本社会において、子供を保育園に入れるための“保活”やパパ友作り、育児分担などに四苦八苦しながら奮闘する魚返を熱演した。脚本は「ヒキタさん! ご懐妊ですよ」の
本作について瀬戸は「育休というと幸せな様子が多く描かれる印象でしたが、この作品は大変さの方にスポットを当てた作品です。そこを丁寧に描くことで、赤ちゃんが笑ったり、赤ちゃんが寝た後に夫婦でくだらない話をしたり、そういった小さな幸せを実感し、噛み締める作品だと思います」とアピールしている。
「男コピーライター、育休をとる。」は7月9日より毎週金曜にWOWOWプライムで放送。第1話の放送終了後、WOWOWオンデマンドで全12話が一挙配信される。なおWOWOWオンデマンドでは6月25日に第1話と第2話の先行配信も行われる。
WOWOWオリジナルドラマ「男コピーライター、育休をとる。」
WOWOWプライム 2021年7月9日(金)スタート 毎週金曜 23:00~
※第1話無料放送
※第1話の放送終了後、WOWOWオンデマンドで全12話一挙配信
瀬戸康史 コメント
オファーを受けた際の気持ちや、ドラマのテーマとなる「育休」について
育休のリアルとはこれなんだと、思い知らされました…笑
育休というと幸せな様子が多く描かれる印象でしたが、この作品は大変さの方にスポットを当てた作品です。
そこを丁寧に描くことで、赤ちゃんが笑ったり、赤ちゃんが寝た後に夫婦でくだらない話をしたり、そういった小さな幸せを実感し、噛み締める作品だと思います。
視聴者へメッセージ
この作品で僕演じる魚返は、最後までそんなに成長はしないのですが、何かに気付く物語です。
それは、支えになってくれる存在がいるって幸せなことなのだということや、当たり前かもしれませんが、その人の事を大切に、思い合って生きていけたらということなどです。
ご覧になる皆さんにも、この作品を通して何かに気付くきっかけになれたら嬉しいです。
細川徹 コメント
このドラマのテーマは「育休」です。「育休」のシーンがあるドラマは、これまでもあると思いますが、ある夫婦の育休のはじまりから、終わりまでの半年、つまり「育休」だけで、作られたドラマは、初めてかもしれません。
夫婦に子供が生まれて、生活が変わったり、変わらなかったり、当たり前のことしか出てきませんが、そんな当たり前の素晴らしさと面白さが描ければ良いなと思いながら、脚本を書きました。
いい気持ちで、寝る前に見られるそんなドラマになっています。
今回、久しぶりに、脚本だけの参加なので、監督の山口さんがどんな演出で、映像にするのか、瀬戸さんが、どう演じるのか、想像しないで、完全に視聴者目線で楽しみにしています!
山口淳太(ヨーロッパ企画)コメント
原作を拝読した時に、「育休を開業しよう」というキーワードを見つけ、素晴らしい発想の転換だと思いました。
そして、育休で「お休み」している人を描くのではなく、育児「開業」、ある意味仕事よりも過酷なその「業」をポップに描くドラマにしようと決めました。
とにかく笑えて、思いっきり泣ける、だれもが楽しめるエンターテインメント作品に仕上げたいと思っております。
見所は、主演の瀬戸康史さんが、救いようがないぐらい不器用な男を演じてくださっているところ。
ぜひご期待ください。
映画ナタリー @eiga_natalie
瀬戸康史が育休取得から職場復帰までてんやわんや、WOWOWドラマで主演(コメントあり)
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