古民家との出会いが短編映画に、「stay」舞台挨拶に監督とキャストが登壇

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stay」の公開記念舞台挨拶が本日4月24日に東京・アップリンク渋谷で行われ、キャストの山科圭太石川瑠華、監督の藤田直哉が登壇した。

左から石川瑠華、山科圭太、藤田直哉。

左から石川瑠華、山科圭太、藤田直哉。

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「stay」ポスタービジュアル

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本作は、男女5人が勝手に占拠して共同生活を送る1軒の古民家を舞台に、彼らを退去させようと役所から派遣された主人公・矢島と5人が過ごす不思議な一夜を描く短編作品。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2020で、国内コンペティション短編部門の優秀作品賞を獲得した。

「stay」

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制作のきっかけを問われた藤田は、「この映画の舞台になっている古民家に出会ったのがきっかけです。そのときの印象だったり、感じたものをそのまま映像にして伝えたいと思いました。友人が将来的に民宿とかをやろうと買った古民家を借りて撮影しました」と回答。矢島役の山科は「場所や人に素直に反応することを心がけてやらせていただきました」と語り、「静かな映画なんですけれど、画面や音とか監督の細かい演出があるので、よく画面を見つめて耳を澄ませてひっそりと観ていただくと、この映画の持ち味を感じていただけるのではないかと思います」と本作を紹介した。

「stay」

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古民家に長期滞在しているマキ役の石川は、自身の役柄について「新しい自分を探して作っている途中の人だと思って演じました。今朝『stay』を観てきたんですが、人と関わるうえで軽薄さが心地よい人がいる中で、マキはそれが割り切れない人だと、映画を観て思いました」と言及。最後に藤田は「コロナ禍前に撮った作品なんですが、コロナ禍で皆さんが各々家で過ごしたことで、観方が変わる映画だと思います」とメッセージを送り、本作が6月1日からドイツのフランクフルトで開催される第21回ニッポン・コネクションに正式出品されることもアナウンスした。

「stay」は東京・アップリンク渋谷で公開中。その後、全国で順次公開される。

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(c)東京藝術大学大学院映像研究科

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おおとも ひさし @tekuriha

古民家との出会いが短編映画に、「stay」舞台挨拶に監督とキャストが登壇
"「stay」の公開記念舞台挨拶が本日4月24日に東京・アップリンク渋谷で行われ、キャストの山科圭太、石川瑠華、監督の藤田直哉が登壇した。 https://t.co/h94e853XPe

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