日本人よ、これがアラブのエンタテインメントだ！アニメ映画「ジャーニー」予告編

アニメ映画「ジャーニー 太古アラビア半島での奇跡と戦いの物語」の予告編が、YouTubeで公開された。

東京とサウジアラビアの首都リヤドの両都市で制作され、サウジアラビアのアニメ制作会社マンガプロダクションズが基本構成とコンセプト、東映アニメーションが映像を手がけた本作。古代のアラビア半島を舞台に、主人公アウスらメッカの民が侵略者アブラハに立ち向かい、未来を切り開いていくさまが描かれる。「GODZILLA」シリーズの静野孔文が監督を務め、古谷徹、神谷浩史、中村悠一、中井和哉、三石琴乃、黒田崇矢が声のキャストに名を連ねた。

予告編では、象の大群を引き連れたアブラハの侵略軍と、一致団結したメッカの民が激しく衝突。考古学者・吉村作治の「この映画は、私たちが生きていく上で、忘れてはいけないものが何かを教えてくれる」、アニメ評論家・藤津亮太の「2021年以降の『ANIME』と世界の関係を考える上で大きな示唆に富んでいる作品といえる」といった感想コメントも収められた。最後には「日本人よ、これがアラブのエンタテインメントだ！」という言葉も。

「ジャーニー 太古アラビア半島での奇跡と戦いの物語」は6月25日より東京・新宿バルト9、大阪・梅田ブルク7で上映。