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本作は高齢スパイを募集する不思議な求人に応募した83歳の男性セルヒオが、老人ホームで潜入調査を行う様子に密着したドキュメンタリー。心優しいセルヒオがいつしか入居者たちのよき相談相手になっていく様子がユーモアたっぷりに映し出される。また、家族と離れて暮らす高齢者たちが漏らす本心から、現代の家族や介護施設のあり方を問う作品だ。
第93回アカデミー賞では長編ドキュメンタリー賞にノミネートされ、映画批評サイトのRotten Tomatoesでは95%フレッシュの高評価を獲得している本作。かつて私立探偵の助手として働いた経験のある
予告は愛する妻を亡くしたばかりのセルヒオがスパイに採用される様子から幕開け。老人ホームへ潜入するも、ターゲットとなる依頼人の母親が特定できなかったり、施設内でのパーティを純粋に楽しんでしまったり、慣れない環境で奮闘する姿がコミカルに映し出される。面会者がなく孤独を感じる入居者にセルヒオが「泣きたければ泣いていいんですよ」と声を掛ける場面も。
「83歳のやさしいスパイ」は7月より東京・シネスイッチ銀座ほか全国で順次公開。
ビニールタッキー @vinyl_tackey
今一番楽しみな映画です。
老人ホームを潜入調査「83歳のやさしいスパイ」予告公開、監督は私立探偵の元助手 https://t.co/46LY1RYN6N