ホン・サンス初期2作「カンウォンドの恋」「秘花」をタイトル改め連続上映

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特集上映「作家主義 ホン・サンス」が6月12日より東京・ユーロスペースで開催。初期作品「カンウォンドのチカラ」「オー!スジョン」が連続上映される。

「作家主義 ホン・サンス」ビジュアル

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最新作「Introduction(英題)」で第71回ベルリン国際映画祭の銀熊賞(脚本賞)を受賞し、6月11日には「逃げた女」の封切りを控えているホン・サンス。1998年の長編2作目「カンウォンドのチカラ」と2000年の長編3作目「オー!スジョン」は、いずれもカンヌ国際映画祭のある視点部門に出品された。国内ではそれぞれ「カンウォンドの恋」「秘花~スジョンの愛~」というタイトルでDVDが発売されている。

「カンウォンドのチカラ」

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「カンウォンドのチカラ」

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「カンウォンドのチカラ」は、観光地として知られる江原道(カンウォンド)を舞台にした作品。同じ場所を同じ時期に訪れていた別れて間もない男女の、似ているようで微妙に異なる出来事と心の変化を2部構成で描く。「秘蜜」のオ・ユノン、「私の頭の中の消しゴム」のペク・チョンハクがダブル主演。2人はともに本作で映画デビューを果たした。

「オー!スジョン」

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「オー!スジョン」

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「オー!スジョン」は、出会いからセックスに至るまでの心情と行動を、男女それぞれの視点からモノクロで描いた作品。それぞれの欲望によって微妙に歪められた記憶の物語がつづられていく。今は亡きイ・ウンジュが前半と後半でまったく違って見える女性スジョンを演じた。「妻の愛人に会う」のチョン・ボソク、「夜の浜辺でひとり」のムン・ソングンも出演している。

「作家主義 ホン・サンス」は現在、予告編がYouTubeで公開中。

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(c)MIRACIN ENTERTAINMENT CO.LTD

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