本作は、西加奈子の同名小説をもとに漁港の船に住む母娘・肉子ちゃんとキクコに訪れる奇跡を描いたハートフルコメディ。主人公の肉子ちゃんを大竹しのぶ、キクコをCocomiが演じ、物語のキーパーソンとなる少年・二宮役で花江夏樹が出演した。「海獣の子供」の
吉岡は肉子ちゃんの若かりし頃の親友みう、マツコはテレビ番組の人気コーナーに出演する霊媒師ダリシアに声を当てた。そしてキクコの友達・マリアにはオーディションを勝ち抜いた14歳の新人・石井いづみが息を吹き込む。3名から届いたコメントは下記に掲載する。
そのほか、肉子ちゃんが働く焼き肉屋の大将サッサン役で
「漁港の肉子ちゃん」は6月11日に全国でロードショー。
吉岡里帆 コメント
肉子ちゃんが大きな声で笑うだけでそこは温かな空間になり、真っ直ぐな言葉にふと人生を想う。
愛情たっぷりの肝っ玉母ちゃんと成長期真っ只中の繊細な娘とのやり取りに、台本を読みながら思わず笑みが溢れました。さんまさんプロデュースにより、西加奈子さんの名作がアニメーション作品として瑞々しく劇場で公開される事、そしてそんな素敵な作品に一演者として参加出来る事、大変嬉しく思っています。
マツコ・デラックス コメント
オファーをいただいた時に、そんなにすごい役じゃないだろうとは思ってたけど、想像の5分の1くらいだったわね、セリフ(笑)。冗談だって! ありがたい話よ。久しぶりにアフレコをやらせていただいたので、珍しくすごく緊張しました。さんまさんが見てるし(笑)。さんまさんと一緒の時は、いかにボケるか? いかに面白いことを言うか?をずっと考えながらやってるじゃない? だからアフレコの現場でもずっと監督をイジったりとか、クセでやっちゃうのよ。で、怒られた、さんまさんに。「今日はまじめにやれ」って(笑)。だから、まじめにがんばりました。
石井いづみ コメント
オーディションに受かったという電話をもらった時、全く実感が湧きませんでした。お父さんやおばあちゃんに受かったことを報告したらすごく喜んでくれて、それを見てずっと憧れていた声優さんになれるんだって実感が湧いてきました。とっても嬉しいし選んでもらえたからには頑張ろうって気持ちになりました。そして、また憧れのアフレコスタジオに行けるんだと思うと感激しました。アフレコ中は、明石家さんまさんも監督さんも初心者の私に優しくわかりやすい言葉で指導してくださいました。アフレコを終えて、以前より声優さんのお仕事に尊敬をもつようになりました。みなさんが指導してくださったことを忘れずに次に生かしたいと思いました。
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