「胸が鳴るのは君のせい」は逆ロミジュリ？浮所飛貴、白石聖が明かす役への思い

浮所飛貴（美 少年 / ジャニーズJr.）主演作「胸が鳴るのは君のせい」の撮影現場レポートが到着した。

本作は、クールな性格の高校生・有馬隼人と彼に一途に思いを寄せる篠原つかさの関係を描く青春ラブストーリー。紺野りさの同名マンガを高橋洋人が実写映画化した。

浮所扮する有馬は普段は飄々としているが、相手との距離感やシチュエーションによって見せる表情が微妙に変化するキャラクター。2020年10月に行われた撮影で、浮所は声のトーンや表情、顔の向き、体勢、歩き方などを高橋に細かく相談し、彼とともにキャラクターを作り上げていった。映画初出演にして主演を務めることになった浮所は「自分がどう映っているか第三者の方に見ていただくことも大切だけど、自分自身の演技を見ることで成長できることもあると思う。自分の演技を見て、違うなと思った部分があれば監督にお願いしてもう1回撮らせていただいたり、やるならとことん徹底的に詰めたいと思って取り組みました」と役へのアプローチ方法を明かす。

そして、つかさ役の白石聖は「少女マンガの王道のヒロインというよりも、かっこいいヒロイン。フラれても有馬を一途に思い続ける姿は『ロミオとジュリエット』の逆バージョンに見えました」と役柄を分析する。彼女は不意打ちの優しさにときめく表情や、片思いの切なさを感じさせる視線など、つかさの心情の変化を巧みに演じ分けていた。

なお4月24日には本作のムビチケが発売。劇場窓口で購入すると、全国2万枚限定の「ドキドキを挟み込む！胸が鳴り止まない♪オリジナルクリアファイル」が特典として付属する。

「胸が鳴るのは君のせい」は6月4日より全国ロードショー。板垣瑞生、原菜乃華、河村花、若林時英、箭内夢菜、入江海斗、浅川梨奈、RED RICE（湘南乃風）も出演に名を連ねる。

※高橋洋人の高は、はしご高が正式表記