35歳以下を対象とした映像クリエイター発掘および育成プロジェクト「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ(HU35)」の開催が決定。審査員長に
「HU35」は、誰もがスマートフォン1つで簡単に映像作品を作り発表できるようになった今、若きクリエイターたちとともに新しいエンタテイメント作品を発信することを目指し、動画配信サービス・Huluが新たに立ち上げるプロジェクト。35歳以下であればプロ・アマ問わず応募できる。
複数回の選考を経て選出された5名のファイナリストは、制作費1000万円とプロの映画制作チームのサポートを受けて、自ら監督・脚本を担当する作品の制作に挑戦。完成した短編5作品は、ファイナリストたちの制作過程に密着したドキュメンタリー番組とともに2022年春にHuluで独占配信され、最終審査によってグランプリ作品が決まる。そしてグランプリ受賞者には賞金100万円とHuluオリジナル新作の監督権が贈られ、さらなる活躍のサポートまで確保される。
沖田はプロジェクトへの参加にあたって「映画は企画の段階が特に楽しいです。夢いっぱいです。こんな映画があったらいいのにと、わいわい話す時がどれだけ楽しいか。考えるのはタダ。自由な発想で、自分も負けてられないと奮い立つような、たくさんのアイディアに会えるのを楽しみにしています」、橋本は「芸術をゼロから創ることは、壮絶なことです。その壮絶な修羅をくぐった作品を見ることができたとき、私はそこにないものよりも、そこにあるものに目を凝らして、向き合いたいと思います」と期待を寄せた。沖田と橋本以外の審査員2名は、4月中旬に発表される。
プロジェクトのロゴとキービジュアルは、東京藝術大学在学時からYOASOBI「夜に駆ける」のMVや、米津玄師「カナリヤ」のMV内のアニメなどを手がけたアーティスト・藍にいなが描き下ろした。
応募期間は本日3月31日から5月9日23時59分まで。概要はプロジェクト公式サイトで確認しよう。
沖田修一 コメント
「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ」の審査員長を務めさせていただきます、沖田修一です。僕はまだ44歳なので、たいして歳が変わりません。変わらないと思っていますがどうなんでしょう。映画は企画の段階が特に楽しいです。夢いっぱいです。こんな映画があったらいいのにと、わいわい話す時がどれだけ楽しいか。考えるのはタダ。自由な発想で、自分も負けてられないと奮い立つような、たくさんのアイディアに会えるのを楽しみにしています。
橋本愛 コメント
審査員、という響きに恐縮してしまうのですが、今の難儀な時代を共に生きている人が今、どんなものを生み出すのかとワクワクしています。芸術をゼロから創ることは、壮絶なことです。その壮絶な修羅をくぐった作品を見ることができたとき、私はそこにないものよりも、そこにあるものに目を凝らして、向き合いたいと思います。
藍にいな コメント
創作をしている人の様は、その体の何倍も大きな妄想という怪物を背負って勝負し続けているように見えて、とても好きです。それはクリエイターにとって大事な友達であって、孤独そのものでもあると思うんです。その自分の孤独を使って挑戦していくことは容易ではないけど、だからこそ世界と深く繋がっていける。自分もそう生きていたいし、同じように挑んでいるクリエイターを応援したいです。
このイラストが、その挑戦に少しでも寄り添う存在になればと思います。
中村好佑(企画プロデューサー)コメント
誰でも気軽に映像が作れる時代なのに、
なぜエンタメ作品を作れるチャンスはこんなにも少ないかと感じることがあります。
「いつか自分の作品を作るために」と日々努力を積み重ねている
私と同じU35世代のクリエイターと、
“本当に面白い”と思う作品を一緒に作っていきたい。
その想いから、Hulu U35クリエイターズ・チャレンジを立ち上げました。
皆さんの「オリジナリティ」「アイディア」「キャラクター」を盛り込んだ、
これまでに見たことのない【ストーリー】を教えて下さい。
是非、一緒に作り上げましょう!
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Huluの映像クリエイター発掘&育成プロジェクト「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ」の開催が決定。35歳以下を対象。沖田修一や橋本愛が審査員に(映画ナタリー) https://t.co/GTt44Ke3ix