中山七里のミステリー小説を映画化した本作。東日本大震災から10年後の宮城・仙台で、全身を縛られたまま餓死させられるという奇怪な連続殺人事件をきっかけに物語が展開していく。別の事件で服役して出所したばかりの利根泰久を佐藤、捜査線上に浮かび上がった利根を追う刑事・笘篠誠一郎を阿部寛が演じ、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都も共演する。
永山は第1の事件の被害者である仙台市若葉区福祉保健センター課長・三雲役、緒形は第2の事件の被害者である杜浦市福祉保健事務所の元所長・城之内役で出演。永山は「瀬々監督が今、この御時世に発信したいメッセージとは何なのか、この映画を通じて、皆様の胸の内にある答えをみつけて、明日へと繋げていただけたら幸いです」、緒形は「誰もがこの作品の中に入り込み混沌とした社会を考えることでしょう。この物語を多くの方々に見届けて頂きたいと思います」とそれぞれコメントしている。
また清原扮するケースワーカー・円山の上司である楢崎に
「護られなかった者たちへ」は今秋公開。
永山瑛太 コメント
護られなかった者たちへ。
瀬々監督は、真っ直ぐに芝居をみてくれます。そしてしっかりと芝居をつけてくれます。
また一緒に作品作りに携わることができて、嬉しい気持ちでドキドキしながら現場へ向かいました。
瀬々監督が今、この御時世に発信したいメッセージとは何なのか、この映画を通じて、
皆様の胸の内にある答えをみつけて、明日へと繋げていただけたら幸いです。
緒形直人 コメント
瀬々組の現場は、相変わらずいい緊張感に包まれていました。瀬々監督からは、「今回は物語の縦軸に関与する人物です。人間臭く演ってください。」との言葉を頂き、監督の創り上げる作品の中にしっかり根を生やす事を心掛けて演じました。
3.11から10年…そしてコロナ禍。
誰もがこの作品の中に入り込み混沌とした社会を考えることでしょう。この物語を多くの方々に見届けて頂きたいと思います。
水萌 @minamo1206
佐藤健主演「護られなかった者たちへ」に永山瑛太、緒形直人ら新キャスト13人(コメントあり) https://t.co/bSOBI8os8K