ムロは本作を「街をぶらぶらとぶらつく“ドラマ”と言っていいのか、“作り物”です」と表現し、「清野さんが実際に歩いてみた場所や、街によっては今回新たに撮影した場所もあります。清野さんが通った道であるような、清野さんが作った世界でもあるような、そんな街ぶらの作り物です。その街を知る映像としても楽しんでいただければと思います。日々撮影がんばってまいります」とコメント。清野、企画・プロデュースを担当した安永英樹のコメントは下記に掲載した。
ドラマ「全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの」
フジテレビ 2021年3月28日(日)~4月2日(金)
<放送スケジュール>
3月28日(日)24:30~25:00「上中里」編
3月29日(月)24:25~24:55「国道」編
3月30日(火)25:05~25:35「霞ヶ関」編
3月31日(水)24:35~25:05「山田」編
4月1日(木)24:35~25:05「久留里」前編
4月2日(金)25:05~25:35「久留里」後編
ムロツヨシ コメント
オファーを聞いたときの感想
清野とおるさんの他の作品を読んだことはあったのですが、この作品はまだだったので、お話を聞いてすぐに読みました。知っている街を紹介するのはよくありますが、知らない街を歩いてみるというのは“面白いこと考えるなー”と。僕でよければやらせてください!と思いました。
撮影する5つの街についての印象
実は国道という街は、私の地元に近いところなんです。僕の通った高校の学区が一緒なので友達も多くて。それなのに、僕は生麦事件のことを今回撮影するまでよく知らなかったんです。勉強不足だったな、と思い、地元の高校の同級生のグループLINEに“申し訳なかった”となぜか謝罪のメッセージを入れてしまいましたよ。
主人公のセイノと自分の共通点
街を歩いているのはセイノという役ですので、あまり自分ぽくならないようにはしています。ただ、素のリアクションは僕を通ってしまうので、自分に近いところが出ていると思います。僕は知らない所に行くことを“肝試し”という言い方をしますが、原作を読むとセイノもそのように感じている部分があるので、そこは共通点と言えるのではないでしょうか。あとは、いつも僕が髪を切ってもらっている美容師さんと相談して、「原作の清野さんと主人公のセイノと、ムロちゃん(美容師さんのムロへの呼び方)をミックスした」この髪型に落ち着きました。地のムロから、セイノの髪型に寄せていったイメージです。
視聴者へのメッセージ
街をぶらぶらとぶらつく“ドラマ”と言っていいのか、“作り物”です。清野さんが実際に歩いてみた場所や、街によっては今回新たに撮影した場所もあります。清野さんが通った道であるような、清野さんが作った世界でもあるような、そんな街ぶらの作り物です。その街を知る映像としても楽しんでいただければと思います。日々撮影がんばってまいります。どうぞよろしくお願いします!
清野とおる コメント
行ったことすら忘れていた数々の街。
描いたことすら忘れていた漫画。
そんな、10年前に描いた僕の漫画が、この不可解なタイミングで、
豪華すきる出演陣でドラマ化したその理由を、真面目に考えてみました。
……全っっっっっ然わかりませんでした。
まあとにかく、自由気ままに知らない街で知らない人たちと密に触れ合える、
そんな日常が早く戻るといいですね。
安永英樹(企画・プロデュース、フジテレビ編成部)コメント
ちょっとシニカル、でもどこか愛おしい、この愛すべきムロツヨシさん演じるキャラクター“セイノ”が、用事がない限りおそらく絶っっっっっ対に訪れないであろう街の不思議な魅力を「暴き」出してくれます。
毎週何曜日の夜、ではなくて……6日間“毎日連続ドラマ”というちょっと不思議なドラマをお楽しみいただければと思います。
映画ナタリー @eiga_natalie
ムロツヨシが全っっっっっ然知らない街をブラブラ、清野とおる原作ドラマを6夜放送(コメントあり)
https://t.co/2yU4UrSoa4
#ムロツヨシ #清野とおる #ヨーロッパ企画 https://t.co/kNcCbaQHfZ