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本作は、優希や井上も所属するホリプロの創業60周年を記念した映画企画。壁井ユカコの小説をもとに、親の愛を知らずに育った女子高校生・有海と不良少年・春川が、携帯電話に残された過去からの留守電メッセージに導かれて出会うさまが描かれる。
有海役の優希は「60周年記念映画のダブル主演の1人ということで、最初は素直にうれしかったんですが、時間が経つととともに不安とプレッシャーで葛藤するようになりました」と心境を明かす。春川役の井上も「公開2日目ですが、まだプレッシャーを感じながらここに立たせてもらっています」と素直に述べた。
同じくホリプロ所属の駒木根は、春川の先輩役で出演。「60年も続いていたんだと、驚いています。おめでとうございます、ホリプロさん!」と笑いを起こし、「ぜひ65周年には、僕を主演にお願いします(笑)。この5年間必死にがんばっていきます!」と自らをアピールした。
親友役を務めた優希、小西、山田は「やっと3人そろいましたね!」と、ともに登壇できたことを喜ぶ。3人は撮影期間中にプリクラを撮ったそうで、小西は「すごいJKだ!って感じだった」と笑顔を見せる。優希も「今まで制服でプリクラを撮ることがめったになかったから『すごい、今青春してるな!』と思った」と振り返った。
1996年生まれの井樫は、キャストたちと年齢が近かったことから「キャストのみんなは、監督と年齢が近いほうがいろいろと言いやすいのかなということは感じました。本人たちの気持ちが大事だと思っているので、それを聞きつつ一緒に役を作り上げていきました」と現場を回想した。
最後に井上は、コロナ禍でポストプロダクションに掛ける期間が短かったことに触れ「撮影はもちろん全力で挑んだのですが、初号試写を観てスタッフさんたちの(撮影後の)努力やがんばりをすごく感じたんです。僕がそれを伝えられればと強く思いました」とスタッフに感謝を述べる。そして優希は「この映画は私にとっていろんな意味でチャレンジでした。自粛期間と重なってお芝居をまったくしない期間があって、お仕事がなくなっちゃうんじゃないかと考えてしまったこともあって……。でもこの作品に人生を懸けてみよう、全力でやってみて、これがうまくいかなかったら1回考えようと思って、全身全霊挑んだ役です」と話しながら、感極まってしまう。それでもなんとか「30代、40代になっても、この作品が代表作です、大好きですと言えるくらいの気持ちで挑んだ作品です」と言葉を紡いだ。
「NO CALL NO LIFE」は全国で上映中。
優希美青の映画作品
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「NO CALL NO LIFE」優希美青、舞台挨拶で涙「この作品に人生を懸けてみよう」(写真12枚)
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