東京はどんな場所?門脇麦は「薄くて濃い街」、水原希子は「居場所を見つけられた」

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あのこは貴族」の公開記念配信イベントが本日2月27日に行われ、キャストの門脇麦水原希子、監督の岨手由貴子が出席した。

左から岨手由貴子、門脇麦、水原希子。

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「あのこは貴族」本ビジュアル

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2月26日に全国公開された「あのこは貴族」は、山内マリコの同名小説をもとにした作品。東京に暮らしながらまったく異なる境遇に生きる女性2人が出会い、思いも寄らぬ人生を切り開いていくさまが描かれる。都会生まれの箱入り娘・榛原華子に門脇、地方出身の時岡美紀に水原が扮し、高良健吾、石橋静河、山下リオらも出演した。

左から岨手由貴子、門脇麦、水原希子。

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劇中の象徴的なシーンにちなみ、イベントは東京タワーの見えるビルの屋上で実施。Twitterで募集したファンからの質問に3人が答えていった。「3人にとって東京とは?」という質問には、東京出身の門脇が「薄くて濃い街だと思う。人と人の干渉がなくて、いい意味で放っておいてくれる。その一方で文化的に濃いものが集中している」と返答。兵庫・神戸出身の水原は「神戸にいるときは自分の居場所を探していて生きづらかった。でも16歳で上京してからは、東京で自分の居場所を見つけることができた。より自分のことを好きになれたのは、東京のおかげ」と愛着を口にする。石川・金沢に住んでいる岨手も「東京は物理的に自分が存在していなくても居場所がある不思議な場所ですよね」と同調した。

左から岨手由貴子、門脇麦、水原希子。

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好きなシーンについて尋ねられると、門脇は友人・逸子役の石橋について「マカロンを上から取ってキョロキョロ見る姿がかわいくて魅力的。なんてキュートなの!と思った」と愛嬌ある仕草に言及。撮影中の思い出に関する質問には「会食シーンの食べ物はすべておいしかった。茶碗蒸しもつまみ食い!」と裏話を明かす。水原は「ここまで自分がリラックスして臨んだ状態は初めてでした。皆さんに私のいい部分を引き出してもらえたと思う」としみじみ語った。

左から岨手由貴子、門脇麦、水原希子。

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最後に門脇は「この映画はどんなときでも寄り添ってくれる作品です。自分のことを好きになってもいいかな……と、そういう気持ちが届いたらうれしいです。皆さんの口コミが映画の力になります。観客の皆さんの力で育ててください!」と呼びかけ、ヒットに期待を込めた。

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(c)山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会

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