映画「
吉田修一の小説を原作にした本作は、心臓に爆弾を埋め込まれた秘密組織・AN通信エージェントたちの活躍を描いたノンストップサスペンス。藤原が敏腕エージェントの鷹野一彦、竹内がその相棒で後輩の田岡亮一を演じた。イベントは「ミッション! 全国のバディと繋がれ!」と題し、全国9都市の視聴者が親子、親友、同僚などそれぞれ2人組でリモート参加。藤原と竹内が地元に来た際に連れて行きたい名所や名店を紹介するなど、全国津々浦々の視聴者と交流を楽しんだ。
映画の前日譚「連続ドラマW 太陽は動かない -THE ECLIPSE-」の撮影では福島を訪れた2人。深夜の撮影が多かったという同地での撮影を竹内は「何時間も朝まで一緒に宙づりで爆弾処理のシーンを撮影していました。日が昇ったら撮影が終わりだったので、朝起きて、竜也さんと一緒にジムに行って、2人でトレーニングしてから近くのおいしい定食屋さんに行って、少し休んでからまた撮影っていうのを10日間くらい続けてたんです」と述懐する。さらに「毎日同じルーティンで竜也さんと時間を過ごせたことが、すごく濃い思い出ですね」と思いを伝えた。
監督の羽住英一郎が早くも続編を希望していることが明かされると、竹内は「僕はクランクアップのときからずっとやりたいって言っているんですよ」と前向き。一方の藤原は「僕の中では公開前に続編が決まるっていうのはないんですよ。お客さんの反応もわからないのに、なんで制作陣は先走ってるんだ……」と至って冷静な発言をする。藤原にとって本作ほど大変な撮影はなかったそうで「撮影中は続編なんて考えられなかったんです。準備期間があって、モチベーションも集中力もキープしながら半年間、走り続けてきて。ようやくクランクアップを迎えたときはほっとしたんですよ。クランクアップ後に羽住監督やスタッフとごはんに行ったんだけど、最後に『続編はやらない!』って言ったら、みんなからテーブルにあったおしぼりを投げ付けられました」と裏話を明かした。
さらに藤原が「続編の企画があれば乗らせていただきたい」としたうえで、「次回作は(組織の指令役である佐藤)浩市さん側をやりたい思いもあります。ぜひ次は僕が指令を出して、田岡にブルガリアに行ってもらう」と述べると、竹内は「それはもう、バディじゃない!」とツッコミ。藤原は「いや、心のバディだよ! 距離はあるけど、このご時世はソーシャルディスタンスだから」と述べ、笑いを誘った。
最後に竹内は「僕たちは次回作やる気満々です。何よりこの映画は観終わったあとにスカッとして、面白い映画を観たなと思っていただける自信があるので、ぜひ劇場に足を運んでください!」とアピール。また藤原が「本来なら生配信ではなく直接お客さんに届けるべきだと思うのですが、今日は本当に僕と涼真が活動してきた集大成の生配信になります。大変な時期ですが、皆さんの力をお借りして、1人でも多くの方に観ていただければと思っております。皆さんも大変かと思いますが精一杯がんばってください。僕らも応援してます!」と視聴者に呼びかけ、イベントの幕を閉じた。
「太陽は動かない」は3月5日より全国ロードショー。
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藤原竜也「太陽は動かない」続編は指令役を希望、竹内涼真「もうバディじゃない!」
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