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香月秀之が監督を務めた本作は「デコトラのシュウ 鷲」シリーズ第6弾にして約12年ぶりの新作。当初2020年4月にクランクインを予定していたものの、新型コロナウイルス流行の影響で7月にずれ込んだという。シリーズを通じて主人公・飛田鷲一郎を演じている哀川は「誰1人コロナにかかることもなく、12年ぶりだということも感じさせないぐらい明るく撮影が進んだことを本当にうれしく思います。今回から参加してくれた剛力ちゃん、若旦那、勝俣はもともと知り合いだったこともあって、和気あいあいとした現場でした」と笑顔で振り返った。
シリーズ第1作から出演している関口欽太役の柳沢は、本作の撮影秘話を問われると「初めて翔ちゃんと会ったのが17年前だもんね。あの頃は40歳ぐらいだけど、今は2人とも60歳近い! ワハハハハハ! ……で、なんのお話でしたっけ?」と自由なトークを展開。その後も過去作のロケを振り返るなど脱線を繰り返すも、哀川に「楽屋で本番以上によくしゃべる! でも一度しゃべりすぎて力を使い果たしちゃったところを見たことがあるんだよ」と暴露され笑い崩れる。柳沢は「普段はそういうところは絶対見せない。でも翔ちゃんには見られたね!」と話した。
本作のマドンナ・すずめを演じた剛力は「コメディは観るのも演じるのも好きです。コメディ作品って皆さんものすごく真面目に取り組まれるので、勉強になりました。すずめは喜怒哀楽をはっきり表に出す女の子だったので、演じていて楽しかったです」とコメント。哀川は「すずめが壺振りをするシーンがあるんですけど、しびれましたよ」と称賛した。
“オネエ系警察官”という設定の西田を演じるため、女装に挑んだ新羅。「監督に『本当に大丈夫ですか? ファンやレコード会社の人に怒られないですか?』と心配されるぐらい、なりきっていた」と振り返り、哀川と柳沢も西田役の完成度に「びっくりしたよね」「すごかったよ!」とコメント。新羅は「一番びっくりしたのは自分。心の中にそういう人物がいるんだと気付いて、けっこう素で演じていました。すごく楽しかったのでまだ役が抜けず、今でも剛力さんと話すときに『ねえ聞いてー!』という感じで話しています」と自身の新たな一面を紹介した。
「20歳の頃に初めて翔さんとお会いしたんですけど、こうしてお芝居でご一緒するのは初めてです」と語る勝俣。「僕がドラマに出演させていただいているときはトレンディドラマが多かったですし、翔さんは人を殺したりする作品が多かったからあまり接点がなかったんですよね」という勝俣のコメントに、哀川は「“人殺し”で悪かったな!」と言い放ち、登壇者たちを笑わせる。また、自称・特殊詐欺捜査のベテラン刑事という役柄を演じるにあたって、勝俣が「役作りには苦労しまして。警察の方にお話を伺いましたし、相当役に入り込んでいました」と真面目に語るも、哀川は「そのわりには止まり位置をいっさい守らないって有名だったぞ」とチクリ。勝俣は「バラエティで止まり位置って、あんまりないのでわからないんですよ!」と弁明した。
「新 デコトラのシュウ 鷲」は全国で公開中。
映画ナタリー @eiga_natalie
哀川翔「デコトラ」舞台挨拶に参加、しゃべりまくり柳沢慎吾の“力尽き”場面を暴露(写真13枚)
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