「100日後に死ぬワニ」は、100日後に死んでしまうワニの何気ない日常を「死まであと〇日」というカウントダウンとともに描いた4コママンガ。100日目の最終話はTwitterでの「いいね」の数が214万という国内の歴代最多を記録し、社会現象を巻き起こした。
最終話が投稿された2020年3月20日に発表されていたアニメ映画化。このたび解禁されたストーリーによると、平凡でありふれたワニの毎日とともに、ワニが死んだ花見の日から100日後も舞台となる。ワニとの思い出と向き合えず、互いに連絡を取ることも減った仲間たちの変わってしまった日常もつむがれるという。中村がワニの親友ネズミ、木村がワニの友人モグラ、新木がワニが恋するバイト先のセンパイに声を当てる。
このたび「カメラを止めるな!」の
「100日間生きたワニ」は本日2月17日から100日後の5月28日より全国公開。本日オープンした公式SNSでは公開までの100日間、さまざまな企画を発信していく予定だ。キャスト4名と上田、ふくだ、きくちによるコメントは下記の通り。
神木隆之介 コメント
この度、ワニ君をやらせていただくことになりました! 元々、原作はSNSで見ていたので、とても嬉しかったですし、
中村倫也 コメント
正直に話しますと、オファーをいただいた時「流行ったからって映画化してぇ~」と勘ぐってしまいました。しかし映画版オリジナルの展開やそこに込めた想い、また改めて原作に触れた時に、これは意義のある作品になると強く感じると同時に、自分の先入観を反省しました。ネズミくんがどんな喋り方になるのか、僕自身楽しみです。
木村昴 コメント
今回「
新木優子 コメント
お話を頂く前から知っていた大好きな作品だったので、声で出演させていただくと聞いた時は本当に嬉しかったです。原作は、ほっこり人間らしい動物たちのおかげでほっとした気持ちになれる作品だなぁと、すっかり夢中になって読んでいたのですが、読み終わった後、当たり前の日常の大切さや周りの人への感謝の気持ちを考えることを教えてもらえたような気持ちになりました。映画を見ていただく方にもそんな温かい世界観が伝わるように精一杯頑張りたいなと思います。
上田慎一郎 コメント
「100日後に死ぬワニ」を映画化したいと思ったのは昨年1月。まだツイッターで4コマが連載中の頃で、いち読者として物語の行く末を知る由もない頃でした。この平凡な素晴らしき日常。そんな日常のコマとコマの間に流れる時間を描きたいと思いました。制作が始まった矢先、コロナ禍となり世界は一変しました。それに伴って脚本を大きく書き直しました。タイトルも「100日間生きたワニ」へと変更しました。時代を越える普遍的な物語でありながら、今しか創れなかった、今観て欲しい映画にもなると思っています。原作のきくち先生をはじめ、スタッフと議論を重ねながら、妻ふくだと共に自分達だからこそ創れるアニメ映画をめざして鋭意制作中です。この映画が、今を生きる誰かの力になれますように。
ふくだみゆき コメント
楽しかったり悲しかったり苦しかったり。それぞれの想いを抱えて生きている皆さんの毎日に、スッと馴染んで100日間を一緒に過ごしたワニくんたち。優しく穏やかな原作の魅力ときくち先生から受け取った想いに、私たちなりの解釈を載せて映画に込めました。この映画を通して、また皆さんとワニくんたちが、出会って下さったら嬉しいです。
きくちゆうき コメント
「100日後に死ぬワニ」を原作とした映画「100日間生きたワニ」が公開されるとのことで原作者として大変嬉しく思っております。ありがとうございます! SNS連載していた時に映画化のお話をいただき嬉しい反面「まじ? どんな感じになるの?」と不安いっぱい喜びいっぱいでした。たくさんのスタッフさんやキャストさんが少しずつ決まっていき、知らせを受ける度に「え? え? え!?」と驚きいっぱい喜びいっぱいでした。このコメントを書いている現在も、映画作品がどうなっているのか分かっていない状況ですが、原作を読んだ人も読んでいない人も楽しんでいただけたらと思います。よろしくお願いいたします。
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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
“「カメラを止めるな!」の上田慎一郎と、アニメーション監督として活躍するふくだみゆきの夫妻が監督・脚本を担当”/「100日後に死ぬワニ」原作アニメ映画、ワニの声は神木隆之介!ネズミは中村倫也 - 映画ナタリー https://t.co/eKgteEsNo1