「
キャスト陣は家康公が祀られている上野東照宮にて勝利の神様にヒットを祈願した。祈願を終えた新田は「僕にとっても蒼にとっても家康というのはとてもとても大きな存在。ここでイベントができることを幸せに思います」と挨拶。山崎も「ここに来られなかったスタッフやキャストの思いも一緒にお願いしてきました。温かく見守っていただければいいなと思います」と語った。
それぞれ別々の機会で作品を鑑賞した4人が感想を語り合う場面も。新田は「日本版アベンジャーズだと思いました。鈴木伸之さん演じる考太がアイアンマン。僕たちを引き連れて『よし、行くぞ!』と言うシーンが本当にかっこいい。とても楽しめました」と述べ、「この考太の後ろで、いつも隅っこにいる蒼でございます」と自身のキャラクターを紹介。鈴木はこの感想に「めちゃくちゃうれしい」と目を輝かせ、「手をこうするシーンはないんですけどね」とアイアンマンが手のひらを正面に向けるマネをして笑いを誘う。さらに「率直にグッと来る。涙をこらえないとこぼれそうになる箇所が多々ある。この映画の登場人物は全員が人のために行動して決断する。高校生たちが明日明後日を考えずに今、この瞬間に全力を懸けてる姿が眩しくて印象的なんです。現代に生きる人にも共感してもらえるメッセージがたくさんあるなと感じました」と話した。
山崎も「一生懸命がんばる登場人物たちが本当にキラキラしてる。自分に自信を持ったり、夢を見たりすることがどうしても難しくなっている状況で、一生懸命に生きることは絶対に無駄にならない、報われるということが、この映画を観た方々に伝わるとうれしいです」とコメント。渡邊は「後先のことを考えて行動しなければいけない年齢」と自身を省みつつ、「でも高校生のときはそんなこと全然考えてなくて。部活のたった1つの試合にすべてを懸ける、そういう思いを実は忘れてたんだなと気付かせてくれる映画。役柄の個性、それぞれのキャラクターが1人ひとり際立っていて、すごくおなかいっぱいになれると思います」とアピールした。
ヒットを占うおみくじを5人が引くと、本広が小吉、鈴木が中吉、山崎が吉という結果に。2番目で早くも大吉を引いた渡邊は「『商売』が『ひそかにすれば叶う』なので僕ちょっと静かにしますね」と笑みを浮かべる。最後の新田も「願望」の項目に「思うように運ぶ」、「争事」に「勝つ」と書かれた大吉を引き幸先のいい結果となった。
最後に新田は「最高の映画です。とても面白くて、僕は今もこれからも一生大好きな作品になりました」と本作への思いを吐露。父親である千葉真一が主演した「戦国自衛隊」に言及し、「昔、ちょっと似ている『戦国自衛隊』という映画があったんですけど、僕の世代はこんな映画を観たことないはず」とお薦め。さらに「本当に迫力のあるユニークなアクションがあるうえに、人と人のつながり、心、絆が描かれている映画です。多くの人が蒼に共感できると思う。そして蒼の成長とみんなの絆をぜひスクリーンで観てください。本当に面白いです」と力説し、イベントの幕を閉じた。
「ブレイブ ‐群青戦記‐」は3月12日より全国ロードショー。
※記事初出時、キャラクター名に一部誤りがありました。お詫びして訂正いたします
じろさん(じろともトン) @jirotomoton
新田真剣佑「ブレイブ」は“日本版アベンジャーズ”、鈴木伸之がアイアンマン - 映画ナタリー
#マイナタリー
https://t.co/AJToxlQshQ