海老蔵の十三代目市川團十郎白猿襲名を記念した本作は、織田信長を一躍戦国時代の主役に押し上げた伝説の一戦・桶狭間の戦いを題材とした時代劇。新型コロナウイルス感染症の影響により、いまだ襲名披露公演の予定は決まっていないが、公演に先立ち放送される。海老蔵が信長、広瀬すずが信長の正室・濃姫を演じた。
「蜜蜂と遠雷」「ホリミヤ」で知られる鈴鹿が演じるのは、のちに江戸幕府を築く松平元康(徳川家康)だ。桶狭間の戦いでは、今川軍の先鋒として織田軍と敵対する役どころ。鈴鹿は「歴史の教科書で、絶対に載っている“桶狭間の戦い”が豪華なキャストの方々が集まり、一つの映像作品になりました。とても重厚感のある作品になっています。僕はその中に少しでもいい感じに入り込めれば幸いです」と語っている。
大河ドラマ「風林火山」の大森寿美男が脚本、「雨の首ふり坂」の
十三代目市川團十郎白猿襲名記念ドラマ特別企画「桶狭間~織田信長 覇王の誕生~」
フジテレビ系 2021年3月26日(金)21:00~23:32
鈴鹿央士 コメント
オファーを受けて
まさか僕があの松平元康の役をやらせていただく時が来るとは思っていませんでした。後に徳川家康に名前を変え、天下統一を果たす日本の歴史上とても有名な人物を演じることは心躍るものでした。
演じるうえで気を付けた点
撮影現場に入る前にたくさん、徳川家康について調べました。若い頃の家康を演じるので、その頃はどんなことが起きて、どういう状況の中で生きていたのかなど、当たり前のことですが、頭の中に情報はきちんと入れておこうと思いました。
苦労した点
実際に演じてみて、歩き方やしぐさで松平元康という人物を出していかないといけない場面があったりして、そういう場面は現場で監督さんやスタッフさんたちにいろいろ教えていただきながら、撮影していました。
視聴者へのメッセージ
歴史の教科書で、絶対に載っている“桶狭間の戦い”が豪華なキャストの方々が集まり、一つの映像作品になりました。とても重厚感のある作品になっています。僕はその中に少しでもいい感じに入り込めれば幸いです。皆さんぜひ、ご覧ください。
高井一郎 コメント
幼い頃から人質としてたらい回されるという複雑な背景を、繊細なお芝居で表現できる人を、とキャスティングしました。最初にお会いした時は戦国武将には少し線が細いかな?と心配しましたが、甲冑姿で現場に現れた時には押しも押されもせぬ立派な侍大将になりきっていて感服しました。空き時間も惜しんで監督からどんどん吸収していこうとする真摯な姿勢も素晴らしかったです。短いシーンですが、のちの300年の太平の世の礎を築く人間の萌芽がしっかり垣間見えると思います。
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鈴鹿央士がドラマ「桶狭間」で若き日の徳川家康に「とても重厚感のある作品」 https://t.co/cXQq5siFq0