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自殺未遂をした人々が広大な森のどこかに暮らしているという都市伝説“樹海村”と、呪いの箱“コトリバコ”をモチーフにした本作。山田が天沢響、山口が響の姉・鳴を演じ、2人の幼なじみに神尾、倉、工藤が扮した。また大谷がYouTuberのアキナ、塚地が精神科医の野尻、安達が響と鳴の母・琴音役で出演している。
山田は「去年の夏、外出自粛が明けた頃撮影した思い出深い作品です。いよいよ公開ということでうれしいです!」と笑みをこぼす。山口は「先日先行上映があったんですが、感想が気になってエゴサーチばかりしてしまいました(笑)」と打ち明け、「『今までにないホラー』という感想を見かけて、伝えたかったことが伝わっているなとうれしくなりました」と喜びを伝えた。
霊能者により霊が映っていると判定されている本作。神尾が「怖いだけじゃなくて、家族愛とか友情が描かれているのであまりそっち(霊)に目がいかなかったですね」と語ると、倉はすかさず「え? 嘘でしょ? 暗いシーンとかめちゃくちゃ気になっちゃう」と声を上げる。それを横で聞いていた塚地は「何度か映っているらしいですけど、だいたい神尾くんの出演シーンだって聞きました」と話し、会場に笑いを起こす。
ホラーが苦手な工藤は「鑑賞を始めて3秒で立ちそうになりました。終始怖くて……映画館の音響でより怖さが倍増すると思いますね」と、安達は「台本を読んでいて展開は知っているのに、何が起こるかわからない気持ちになって……びくびくしていました」と述懐。「恐怖の村」シリーズ第1弾「犬鳴村」にも出演していた大谷が「私前作で死んでるんですよ。だから今回は出ないと思っていたんですが、同じアキナという役名で出ることになりました」と述べると、清水は「謎はシリーズ第3弾でわかります!……って知らないけど(笑)」と声を掛ける。
イベント中盤には登壇者が撮影中の恐怖体験を語る場面も。神尾は「樹海で撮影して深夜に帰ったら、金縛りになりました。玄関になんかいましたね」と振り返る。山田は「私は霊が見える役をやっているのに、困っちゃうほど何もなくて。霊を探すために急に振り返ってみたり、部屋の隅を見てみたりしたんですけど……私には縁がありませんでしたね」と回想。塚地が「まゆちゃんは樹海村を避暑地って言ってましたよ」と言うと、山口は「涼しいんですよ」と笑顔を見せ、ホテルに泊まった際に遭遇したゴキブリが怖かったことを明かして、神尾から「全然、霊の話と違うじゃん!」とツッコまれる。清水は先行上映の感想を見ていたときのことに触れ「お香の匂いを感じたって人がいっぱいいたんです。何それ? 東映宣伝のためになんかやってる?って。でもお香は焚いてないんですよね」と不思議がった。
最後に山田は「この映画がどんな感想、どんな感情を生むのか楽しみです。このご時世ですのでしっかり対策をしたうえで、映画館に足を運んでくださるとうれしいです!」とアピール。山口は「感想を発信してもらって、皆さんでこの作品を広めていただけるとうれしいです!」と呼びかけ、イベントの幕を引いた。
「樹海村」は全国で公開中。
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