イスラエル出身の
自閉症スペクトラムを抱える息子ウリと、彼に人生を捧げてきた元グラフィックデザイナーの父アハロンの関係を描く本作。田舎町でのんびり暮らしていた父子だが、ある日突然の試練が訪れ、2人は逃避行の旅に出る。「喪が明ける日に」の
予告編は、アハロンがウリに「一緒に逃げよう」と告げるシーンからスタート。その後、別居中のアハロンの妻が「彼はもう子供じゃない」と全寮制の特別支援施設への入所を勧める様子や、旅の中で他人と触れ合うウリを見守るアハロンの姿などが切り取られていく。
本作に「『クレイマー、クレイマー』『マリッジ・ストーリー』を彷彿とさせる」と感想を寄せた
「旅立つ息子へ」は3月26日より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で順次公開。
関根勤 コメント
父親の深い愛情に感動した!
観終わった後、暫く椅子から立ち上がれなかった!
滝藤賢一 コメント
「クレイマー、クレイマー」「マリッジ・ストーリー」を彷彿とさせる映画「旅立つ息子へ」。
誰しも訪れる人生の岐路。
その選択が正しいかどうかなんてことは、誰にも分からないし誰にも決められない。
1人の少年を通して愛すべき人間の姿が浮き彫りになり、自分が生きる意味を考えてしまった。
照英 コメント
愛情と切なさの狭間に、涙が止まらなかった。
親として子を信じてあげる勇気!!
その答え合わせが出来た気がする。
子育てのバイブルこの作品にあり!!
谷川俊太郎 コメント
映画を観たというより、父親のアハロンとともに、私はこの父と子の現実を生きました。きつかったけれど豊かな時間でした。
久米宏 コメント
地中海が見事に青い
父親は息子をひたすら愛する 愛し続ける
やがて 息子は青い海に向かって歩き始める
父親と息子 ふたりの俳優が素晴らしい
上映時間94分 これも気持ちが良い
鎌田實(医師・作家)コメント
心の底から温かくなる映画。ドタバタの逃避行が何かを変える。エンディングはジーンとくる。
「よくやった」と必死に生きる2人に思わず拍手。感動、感動!
瀧波ユカリ(マンガ家)コメント
自閉症スペクトラムの息子と父の逃避行が、サスペンスよりもスリリングでラブロマンスよりも切ないなんて! そんじょそこらの愛じゃないし、優しいだけの父じゃない。静かな時間の中で予想は何度も裏切られ、そのたび胸が震えた。
荻上チキ(「荻上チキ・Session」パーソナリティ)コメント
文字通りの凸凹コンビによる、長く静かな旅。いずれ親子は、「繋がり方」を見直す時を迎える。痛いほどの喜ばしさ、そして切なさ。
岸田奈美(作家)コメント
わたしの家族にもやってくる、遠いようで近い、不安にまみれた未来。そういう霧が少し晴れました。
障害のある家族と生きる人なら誰もが抱くであろう愛と葛藤、その先に必ずある成長に、強さをもらえた気がします。
おおたとしまさ(育児・教育ジャーナリスト)コメント
子育てとは、子どもにとっての自分の価値を毎日少しずつ減らしていく逆説的な営み。ゆえに、親として最も幸せな瞬間は、親として最も寂しい瞬間にやってくる。すべての子煩悩な親に見てほしい、子育ての「幸せな逆説」が凝縮された作品。
DARTHREIDER(ラッパー)コメント
イスラエル映画「旅立つ息子へ」これは素晴らしい作品です。
人は成長するし、それはすぐには目に見えないかもしれないし実は見ようとしてない時もある。
それでも僅かな変化が心を震わし、人に気づきを与える。
ある意味“そして父になる”映画だと思いました!(Twitterより)
GCC大垣校(就労移行支援・職場定着サポート・B型支援・相談支援) @pcschoolgcc
自閉症の息子と父が逃避行「旅立つ息子へ」予告、滝藤賢一や谷川俊太郎も称賛(コメントあり) - 映画ナタリー https://t.co/Mq5so0BX3Z