「戦慄せしめよ」はミュージシャンでコンポーザーのYPYこと日野浩志郎と、2021年に創立40周年を迎える太鼓芸能集団・
音楽を手がけた日野は「今回の制作を通して鼓童を知るほど、伝統が今でも伝統として存在している理由や力強さを感じていった」と振り返り、「これは単に『鼓童の為に作曲した作品』ではない。今自分たちはデビュー当時の鼓童の興奮や発見を追体験しているのではないか、そう思える時間を共にした記録となった」とコメント。なお、YouTubeでは本作の予告編が公開中だ。
鑑賞料金は税込1000円。現在、各配信プラットフォームでチケットが販売されている。
日野浩志郎 コメント
今回の制作を通して鼓童を知るほど、伝統が今でも伝統として存在している理由や力強さを感じていった。スピーカーでは鳴りえない空気の振動、木の鳴り、そして太鼓を打つ姿の美しさ。その圧倒的説得力に純粋に感動し、伝統と向き合う事の意味を深く体感した。その上で正しいとされるものを疑い、音楽として形を成すことを捨てたところからこれは始まる。
単なる音の響きを探し、その音にリズムを与え、いくつかのリズムが絡みあうことで大きな律動が生まれ、それは音楽となっていく。僕たちは「作曲家」、「鼓童」として切り分けた関係ではなく、同じ仲間として楽器の持つ音や演奏法、グルーヴを再発見し、その興奮や喜びを共にしていった。
ゆえにこれは単に「鼓童の為に作曲した作品」ではない。今自分たちはデビュー当時の鼓童の興奮や発見を追体験しているのではないか、そう思える時間を共にした記録となった。
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