第78回ゴールデングローブ賞のノミネーションがアメリカ現地時間2月3日に発表。テレビシリーズ部門では「ザ・クラウン」が、作品賞を含む最多6ノミネートを果たした。
ハリウッド外国人映画記者協会が毎年主催している同賞。授賞式は例年1月の上旬に行われてきたが、今回は新型コロナウイルス感染拡大の影響により延期に。現地時間2月28日に開催され、受賞者たちは世界各地からライブ中継で参加する予定だ。
「ザ・クラウン」はイギリス女王エリザベス2世の知られざる素顔に迫るNetflixオリジナルシリーズ。2020年11月にシーズン4が配信された。同作は作品賞のほか、エリザベス女王役の
配給会社別ではNetflixが最多となる20ノミネート。ドラマ作品賞には「ザ・クラウン」のほか「オザークへようこそ」「ラチェッド」、ミュージカル / コメディ作品賞には「エミリー、パリへ行く」、リミテッドシリーズ / アンソロジーシリーズ / テレビ映画作品賞には「クイーンズ・ギャンビット」「アンオーソドックス」が選ばれている。そのほかHBO作品が7、Hulu作品が6ノミネートで続いた。ノミネーションの詳細は下記の通り。
テレビ界に貢献した人物に贈られるキャロル・バーネット賞には、「All in the Family(原題)」「The Jeffersons(原題)」などを手がけたプロデューサーで脚本家のノーマン・リアが選ばれている。
第78回ゴールデングローブ賞ノミネーション(テレビ部門)
作品賞(ドラマ作品)
「ザ・クラウン」(Netflix)
「ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路」(HBO)
「マンダロリアン」(ディズニープラス)
「オザークへようこそ」(Netflix)
「ラチェッド」(Netflix)
女優賞(ドラマ作品)
オリヴィア・コールマン「ザ・クラウン」
エマ・コリン「ザ・クラウン」
男優賞(ドラマ作品)
ジョシュ・オコナー「ザ・クラウン」
作品賞(ミュージカル / コメディ作品)
「エミリー、パリへ行く」(Netflix)
「The Flight Attendant(原題)」(HBO Max)
「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」(Hulu)
「シッツ・クリーク」(Pop TV)
「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」(Apple TV+)
女優賞(ミュージカル / コメディ作品)
男優賞(ミュージカル / コメディ作品)
ユージン・レヴィ「シッツ・クリーク」
ラミー・ユセフ「ラミー 自分探しの旅」
作品賞(リミテッドシリーズ / アンソロジーシリーズ / テレビ映画作品)
「ふつうの人々」(Hulu)
「クイーンズ・ギャンビット」(Netflix)
「Small Axe(原題)」(Amazon Studios)
「フレイザー家の秘密」(HBO)
「アンオーソドックス」(Netflix)
女優賞(リミテッドシリーズ / アンソロジーシリーズ / テレビ映画作品)
デイジー・エドガー=ジョーンズ「ふつうの人々」
シラ・ハース「アンオーソドックス」
アニヤ・テイラー=ジョイ「クイーンズ・ギャンビット」
男優賞(リミテッドシリーズ / アンソロジーシリーズ / テレビ映画作品)
助演女優賞
ジリアン・アンダーソン「ザ・クラウン」
ヘレナ・ボナム=カーター「ザ・クラウン」
アニー・マーフィ「シッツ・クリーク」
シンシア・ニクソン「ラチェッド」
助演男優賞
ダニエル・レヴィ「シッツ・クリーク」
オリヴィア・コールマンの映画作品
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「ザ・クラウン」ゴールデングローブ賞テレビ部門で最多6ノミネート
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