水の精ウンディーネの神話をモチーフにしたドイツとフランスの合作「
「東ベルリンから来た女」「未来を乗り換えた男」の
予告には恋人に別れを告げられたウンディーネが「愛してると言って あなたを殺したくない」と話す場面が収められた。その後、衝撃的な出会いを果たすウンディーネとクリストフの姿が。突然姿を消したウンディーネをクリストフが探し求める様子も確認できる。
「人魚姫」を執筆したハンス・クリスチャン・アンデルセンなど、古くから多くのアーティストにインスピレーションを与えてきたウンディーネの神話。ペッツォルトはこの物語を選んだ理由について「『東ベルリンから来た女』『あの日のように抱きしめて』『未来を乗り換えた男』と同様に、本作は愛についての物語です。しかし、それら過去作は不可能な愛、傷付いた愛、あるいは発展を予想させる愛について語っています。今回は愛がどのように発展していき、心にどのように残っていくのかを描きたかったのです」と語っている。
第70回ベルリン国際映画祭で最優秀女優賞(銀熊賞)と国際映画批評家連盟賞(FIPRESCI賞)に輝いた「水を抱く女」は、3月26日より東京・新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺ほか全国で順次ロードショー。
クリスティアン・ペッツォルトの映画作品
関連商品
映画ナタリー @eiga_natalie
男を殺して水に戻る…クリスティアン・ペッツォルト新作「水を抱く女」予告解禁(コメントあり)
https://t.co/bL6DUlFFVs
#水を抱く女 https://t.co/ipgVJeC0XW