入江悠の1位は「れいこいるか」!相沢梨紗、宇垣美里と2020年ベスト映画を語る

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1月30日から31日にかけて開催されたナタリーのオンラインイベント「マツリー」にて、映画ナタリーの企画「2020年ベスト映画を振り返る」に入江悠相沢梨紗でんぱ組.inc)、宇垣美里が出演した。

左からよしひろまさみち、宇垣美里、相沢梨紗、入江悠。

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「2020年ベスト映画を振り返る」ビジュアル

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「2020年ベスト映画を振り返る」は、入江、相沢、宇垣、そしてMCを務める映画ライターのよしひろまさみちが2020年に公開・配信された映画について語り合う番組。自己紹介時に好きな映画のジャンルを尋ねられると、入江は「暗い気持ちやさみしい気持ちになる映画を好んで観てます(笑)。1人で味わう系の映画が好きです」と、相沢は「怖い映画がけっこう好きです。あとは音楽活動もしているので、音楽を題材にしたものやミュージカル映画を観ることも多いです」と続ける。「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を月に2、3回観るという宇垣は「雑食なのでなんでも観るんですが、狭かった世界から1歩踏み出すような映画をよく選んで観ます」と語った。

左からよしひろまさみち、宇垣美里、相沢梨紗、入江悠。

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ベスト映画発表の前に、2020年の映画重大ニュースを振り返るコーナーに。まず「パラサイト 半地下の家族」がアジア初のアカデミー賞作品賞を受賞したニュースに触れられると、入江は「韓国映画がここ20年、30年で積み上げてきたものがついに花開いた。たまたま受賞時に韓国にいたんですが、向こうのスタッフが本当に喜んでいました」とエピソードを披露する。また「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が記録的なヒットを飛ばしたことについて、劇場で同作を鑑賞したという宇垣は「満席かつこんなにも年齢層の幅広い客席というものを初めて見ましたし、人と集まって同じものを観て泣くということが久しぶりにできたのもうれしかったです。鬱屈とした空気の中で『鬼滅の刃』に出てくるみんなの力が時代にフィットしたのかなと」と映画館の熱気を報告した。

入江悠の2020年ベスト映画。

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ベスト映画発表のコーナーでは、各自がフリップを一斉に披露。「おー!」「見事にバラバラ」という声が上がる中、一番手の入江は「ミニシアターで映画を観る喜びを感じさせてくれた映画」というテーマで選んだ5作品を紹介する。入江は、1位に選出したいまおかしんじ監督作「れいこいるか」を「号泣ですね。しかも笑えるんです」と絶賛。5位の「バクラウ 地図から消された村」については「最初と最後が全然違う映画になっているので、映画館でみんなで観ると『おー!』ってなる」と述べ、相沢と宇垣に「たぶんお二人は好きだと思います」と薦めた。

相沢梨紗の2020年ベスト映画。

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「涙の量が多い順」にランキングを決めたという相沢は、映画を紹介するために考えたサブタイトルのメモを持参。5位の「The Witch/魔女」には「私の中の“中2の魂”の呼吸!」、4位の「魔女がいっぱい」には「回顧するなら前を向け! ウルトラマキシムポジティブストーリーじゃん!」、3位の「#生きている」には「私を殺すのはコロナか、ゾンビか、はたまた人か!?」というサブタイトルを付け、場を盛り上げた。また、1位の「ザ・プロム」に関しては「最初の音楽が流れ始めたときから『これこれこれこれ!』って感じでした!」とミュージカル好きならではの興奮ポイントを明かした。

宇垣美里の2020年ベスト映画(順不同)。

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続く宇垣は、順不同でお気に入りの5本を選出。ホラー映画「透明人間」を「主人公と同じように追い詰められていく気持ちになりますし、彼女が立ち上がってから『いつまでもやられてると思うなよ!』となる感じが気持ちよかったです」と、ストリッパーたちの犯罪ドラマ「ハスラーズ」を「年齢も人種も過去もバラバラな彼女たちが手を取り合っていく姿は、男性でも勇気をもらえると思います」とアピールする。そして、画家と貴族の娘の恋を描く「燃ゆる女の肖像」を「もう、ほんとに観てほしい!」と猛プッシュすると、「18世紀のフランスの女性の生きづらさが、なぜか私たちも共感できてしまう」と現代にもつながるテーマに触れた。

よしひろまさみちの2020年ベスト映画(順不同)。

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宇垣と同じく順不同で5本を選んだよしひろは、「ザ・プロム」「TENET テネット」「ワンダーウーマン 1984」「ソウルフル・ワールド」「オールド・ガード」とそのラインナップを発表。さらに、VTRコーナーでは磯村勇斗武田梨奈松岡広大が登場し、それぞれのベスト映画5本を紹介した。磯村はドキュメンタリー「はりぼて」について「最後に記者が言うある一言がすべて。それを大切にしていきたいなと思いました」と言及。武田は、1位の「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」で主演を務めたシアーシャ・ローナンの芝居を「いつかこういう表現をしてみたいなと思いました」と称賛した。そして松岡は「暗いニュースが多い中で何も考えずに観たいなと思ったときに出会った」という「グッド・ボーイズ」を1位に選んだ。なお、各出演者のランキングは以下に掲載している。

左からよしひろまさみち、宇垣美里、相沢梨紗、入江悠。

左からよしひろまさみち、宇垣美里、相沢梨紗、入江悠。[拡大]

最後に、相沢は2020年を「『映画館で映画を観るって楽しいよね!』と改めて感じられる年でもありました」と回想。宇垣は「2021年はもっと新しい視点でみんなのことを描いた映画がどんどん出てくると思うので、すごく楽しみにしています」と期待を込める。「観たい映画がたくさんで、めちゃくちゃ宿題をもらった気分です(笑)」とイベントの感想を述べた入江は「映画館に行くといろいろと面白いことが起こるじゃないですか。もしかしたら恋が始まるかもしれないし、友情が生まれるかもしれない。やっぱりその場所に行くってことは『意外と楽しいぜ』ということを2021年はしゃべっていこうと思いました」と意気込みを語った。

入江悠 2020年ベスト映画

1位「れいこいるか」
2位「mid90s ミッドナインティーズ
3位「おばけ
4位「死霊魂
5位「バクラウ 地図から消された村」

相沢梨紗 2020年ベスト映画

1位「ザ・プロム」
2位「ジュディ 虹の彼方に
3位「#生きている」
4位「魔女がいっぱい」
5位「The Witch/魔女」

宇垣美里 2020年ベスト映画

「燃ゆる女の肖像」
「パラサイト 半地下の家族」
「ハスラーズ」
ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー
「透明人間」
※順不同

よしひろまさみち 2020年ベスト映画

「ザ・プロム」
「TENET テネット」
「ワンダーウーマン 1984」
「ソウルフル・ワールド」
「オールド・ガード」
※順不同

磯村勇斗 2020年ベスト映画

「TENET テネット」
「mid90s ミッドナインティーズ」
生きちゃった
「はりぼて」
街の上で
※順不同

武田梨奈 2020年ベスト映画

1位「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」
2位「ミッドサマー
3位「タッチ・ミー・ノット ~ローラと秘密のカウンセリング~
4位「ジュディ 虹の彼方に」
5位「屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ

松岡広大 2020年ベスト映画

1位「グッド・ボーイズ」
2位「Death to 2020」
3位「リトル・ジョー
4位「最高に素晴らしいこと」
5位「アイリッシュマン

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相沢梨紗 @RISA_memesama

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