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本作は自殺未遂をした人々が広大な森のどこかに暮らしているという都市伝説“樹海村”と、呪いの箱“コトリバコ”をモチーフにしたホラー。山田が天沢響、山口が姉の鳴を演じた。
イベントでは霊能者のパトラ美月が、映画に映っているという“恐ろしい何か”を解説。神尾演じる青年が車を運転するシーンを見せながら「女の方が映っているでしょう。ゆっくり見れば見えます」と口にする。「私の目から見て映画全体で3箇所ありました。私は普通の人には見えないものが見えるので、一般の方にはコマ送りでないと見えないと思います。神尾くんがけっこう憑かれてます。映画では神尾くんを追いかけていれば何体か見えます」と説明した。この現象に、清水は「ホラーのいい風が吹いてると捉えていいですか」と前向きな様子。
またパトラはこの日、出席した13名の除霊を実践した。1人ひとりの背中を叩いていき、清水の番になると「監督、けっこう厳しいですよ」「もう20年間背負ってらっしゃる」と驚嘆。除霊が終わっても「まだ3名、憑いてる方がいます」とキャスト陣を脅かし、山田は「人生では初めての除霊だったので安心感がありますね……この3人に(自分が)入ってないこと祈ります」と恐る恐る語る。なお山田は別の仕事のため、ここで途中退席した。
続く質問コーナーで、苦労したシーンを聞かれた山口は「体を張る樹海のシーンが多かったんです。樹海は足場が悪いので体力的にきつかったですね……」と述懐。MCの塚地から「季節的には夏の暑い時期だったじゃないですか」と振られると、「樹海は意外と……避暑地(笑)。ドロドロにはなりましたが涼しくて快適でした」と現場を振り返った。同じく工藤も「衣装でけっこう足を出してて。樹海を短いショートパンツで歩くのが大変でした。虫は気にならなかったんですけど、(衣装の)汚しに加えて、ガチの汚れも付いてて。ずっと汚かった思い出です。ある意味、リアル」と明かす。
撮影現場の怪奇現象を聞かれた清水は「コトリバコのシーンでは箱を映すたびにノイズが走ってしまう。映すと必ず。普通ならあり得ないし、撮影部も見たことがないほど。ちょっと気味が悪かった。途中からスタッフも慣れて『次、箱だからノイズ出るよ』とか話してましたね」と回想。また神尾は樹海での撮影から帰宅した夜のことを振り返り、「塩を撒いたり、お風呂に入ったり、しなきゃいけないことがいろいろある。面倒くさくてそのまま寝たら、その日、金縛りに遭いました」と撮影期間中の恐怖エピソードを語った。
主題歌「鬼ノ森」を書き下ろした
「樹海村」は2月5日より全国ロードショー。1月30日と31日には2日間限定の先行上映が行われる。
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「樹海村」霊能者曰く「神尾楓珠くんは憑かれてます」、山田杏奈は人生初の除霊体験
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