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元暴力団員だった父を幼い頃に殺され、凄腕の殺し屋に成長した深見を主人公とする本作。父親の組兄弟の娘・真島唯の見張りを務めるため用務員として高校に潜り込んでいる深見だったが、ある日暴力団の抗争が勃発し、唯の命が狙われることになる。福士が深見、芋生がヒロインの唯に扮した。
阪元は「個性的なみんなが集まって躍動している作品。お客さんが“推し”を作れる映画になったかなと思います」と観客に語りかける。そしてブルース・ウィリスの主演作「ダイ・ハード」を挙げて「小学生のころに観て心躍った作品を、日本で作るんだ!って思ったんです」と本作に込めた思いを明かした。
アクションシーンが多い福士は「こんなに戦った作品はないんじゃないか。どこに隠れても暗殺者が出てきて、僕と芋生ちゃんはモテモテだったんですよ」と撮影時を懐かしむ。スタントなしで演じたのが本作のこだわりの1つとのことだが、彼は「体中痛かったです(笑)」とぽつり。芋生が「私も福士さんと戦いたいなと思っていました」と口にすると、福士は「芋生ちゃんは元気そうだったから、正直2人くらいは倒してほしかった!」と笑った。
唯と同じ高校の生徒・龍ヶ崎翔太役の近藤は「監督の要望に応えられるようにしっかり体を作っていきました。でもアクションはほぼほぼやらず、変なことばかりしているんです(笑)」とジョークを飛ばし、「次はアクションをバチバチにやりたい」と意気込む。殺し屋・シホ役の伊澤は、普段はスタントウーマンとして作品に参加することが多いそうで「セリフがあるのは初めてだったんです。お芝居は不安でしたが、アクションでは楽しんで福士さんを煽れたかな」とはにかみ、福士から「煽られました!」「伊澤さんはとにかく速い。手(動き)を覚えていくときは脳トレをしているみたいでした」と声をかけられていた。
最後に阪元は「ハードボイルドで心躍る作品になっていると思います!」とアピールし、舞台挨拶を締めくくった。
「ある用務員」は2月5日より全国で順次ロードショー。
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