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本作はヤクザとして生きる道を選んだ1人の男と彼を取り巻く人々を、1999年、2005年、2019年という3つの時代にわたって描く物語。主人公の山本賢治を綾野剛が演じ、身寄りのない孤独な山本に“家族”という居場所を与えた柴咲組組長・柴咲博を舘が演じた。
「人は誰しも生きていく権利というものがなければいけないと思います。ここに描かれているヤクザも人間だということを伝えようとしている作品だと思います」と語る舘。アクション、コメディ、ラブロマンスなどさまざまなジャンルで功績を残してきた彼は、2020年に旭日小綬章を受章し、2021年1月には石原プロモーションの解散という節目を迎えた。
“ヤクザ”を題材としながら、本作で描かれるのは“家族”、そして“人権”という普遍的なテーマだ。脚本に惚れ込んだ舘は、自身の演じた柴咲について「昔気質の組長なんです。ヤクザの世界の中で、柴咲組──会社で言うと零細企業みたいな小さな企業という感じなんですけれども、その中で組員は全員家族であり、柴咲というのは父親のような存在であったんじゃないかなと解釈して演じました」と説明する。
監督を務めた
「ヤクザと家族 The Family」は1月29日より全国ロードショー。
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