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行成薫の同名小説を佐藤祐市が実写化した本作。裏社会で“闇の交渉屋”をするキダを岩田、経営者として必死に生きるマコトを新田真剣佑が演じ、山田杏奈、中村アンもキャストに名を連ねた。
岩田とYUは3歳からの幼なじみであり、互いを「ガン」「YU」と呼び合う仲だ。本日23時から日本テレビ系で放送される「アナザースカイII」で共演することも発表されている。ひと足早く映画を観たYUは「ガンはけっこうクールに見えたりドライな部分もあるけど、深いところに流れてる血液のような熱い友情を大切にするタイプなので、リンクしている部分があるなと思って。演じてる、というよりは自分が持っているものを吐き出すような演技だったなと思いました」と岩田とキダの共通点に言及。岩田は「友情だったり、幼なじみがピンチになったときに助けたいっていうのは当然僕の中にもあるので、気持ちがわかるというか。確かにそこまで大きく自分の中で変えながら役に向き合わないといけない現場ではなかったです」と振り返る。
YUは昔の岩田について「相当ヤンチャでしたね。ヤンチャでもあるんだけど、勉強もできましたし、絵もうまかった。高校生のときは、『名も無き』のキダみたいにさわやかじゃなくて、もっといかつい系だったような(笑)」と述懐。一方、岩田は「自然でいられる存在でした。育った環境も似ているし、共通点がこんなにも重なる幼なじみがいてくれて幸せです。知り合って何十年経つけど、大人になって久々に会ったときにカラオケで歌ってるYUが一瞬誰かわからなくて。『YU、こんなに歌うまかったっけ? ちょっと待てよ……!』と。そのときは嫉妬(笑)」とエピソードを明かした。
またYUは「仕事の面でも刺激をもらえる友人が近くにいてくれるのは本当にありがたいことだなって思っています」と岩田との関係に触れる。岩田は「もともとYUはいろんな国やアートとか、音楽も好きだし、自分のインスピレーションを掻き立てられるものを探している人なんですよ。僕も好奇心旺盛で常に自分にインプットできるものを探しているところがあるので、そういうところはシンパシーを感じる」と述べ、「似た空気を持ってる幼なじみだからこそ、自分が持ってないものを持ってるところが疎ましくも思う。純粋にそれで自分の活動の基盤を築いてるっていうのは本当にリスペクトしています」と語った。
「名も無き世界のエンドロール」は1月29日より全国ロードショー。なおdTVでは同日、映画のその後を描く全3話のドラマ「Re:名も無き世界のエンドロール~Half a year later~」が配信される。
岩田剛典の映画作品
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具足虫を散歩させてみた。 @gsknfls
岩田剛典がI Don't Like Mondays.のYUと対談「自然でいられる存在」 - 映画ナタリー
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