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行成薫の同名小説を原作とする「名も無き世界のエンドロール」。不条理な世の中に復讐するため異なる道を歩んだ幼なじみ、キダとマコトの姿が描かれる。裏社会で“闇の交渉屋”をするキダを岩田、経営者として必死に生きるマコトを新田が演じた。
キャスト陣はトークイベントの前に神田明神で祈祷を行った。トークステージに上がった主演の岩田はまず、祈祷に込めた思いを筆で表現することに。「絆」という文字を書いた岩田は「キャストや監督みんなで考えた言葉です。この作品を一言で表すなら『絆』しかない」と力強く語る。岩田が筆を執る様子を横で見ていた新田が「かっこよかった。すごく上手で、習われていたのかなと思いました」と驚いた顔を浮かべると、岩田は「ありがとうございます。照れくさいな、なんか」と笑った。
新田は初共演となった岩田について「テレビで見ていた王子様そのまま。そしてお兄ちゃんのような存在でした」と述懐。岩田も「初日から意気投合しました。頼もしかったしやりやすかった。人懐っこい弟みたいな感じ」と話し、現場で築いた“絆”をうかがわせる。また山田は「お二方ともストイックというかプロ」と述べ、現場で刺激を受けたことを伝えた。
続いて話題は「プライベートで絆を深めた経験」へ。新型コロナウイルスの感染拡大により、普段連絡を取っていない人とオンラインで会話をしたという中村は「最初は絶対楽しくないと思ったけど、意外と楽しい」と気付きを語る。新田は親友とテレビ電話をするのが好きだと話すが、その最中に歯磨きをしていたことがあるという。佐藤が「(相手は)ずっと歯磨きを見せられてるってこと?」と尋ねると、新田は親友から「テレビ電話やめて」と言われたことを明かし、会場に笑いを起こした。
岩田は、中学校の同窓会にリモートで参加したエピソードを披露した。「太っちゃってたり、見た目が昔とすごく変わってる人もいて(笑)。でも会話は中学生のときに築いた関係値のままできました」とうれしそうに話す。また「僕だけ芸能の仕事をやっているので『岩田入ってきた』という感じはありましたね」と照れた表情で振り返る。
最後に映画の見どころを聞かれた岩田。「愛、命、絆を皆さんに受け取っていただけたらうれしいです。頭の中を空っぽにして観てくださるのが一番いいと思います」とアピールしてイベントを締めくくった。
「名も無き世界のエンドロール」は1月29日より全国ロードショー。なおdTVでは同日、映画のその後を描く全3話のドラマ「Re:名も無き世界のエンドロール~Half a year later~」が配信される。
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岩田剛典の映画作品
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miso @kimieggs
岩田剛典と新田真剣佑が“絆”テーマにトーク、リモート同窓会や親友とのテレビ電話語る(写真21枚) https://t.co/nkb2IgYNMDここは画、綺麗✨✨