12人の映像監督による12本の短編映画製作プロジェクト「
「DIVOC-12」は、ソニーグループが設立した「新型コロナウイルス・ソニーグローバル支援基金」を利用して、クリエイターや俳優を支援するプロジェクト。
このたび167名の中から選ばれた3名の監督が明らかに。藤井チームには、長編2作目「あの群青の向こうへ」がSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018の国内コンペティション長編部門に出品され、歯学部に在籍中という経歴の
上田チームには、早稲田大学映画研究会に所属する現役大学生・
「DIVOC-12」は2021年に全国ロードショー。
“成長への気づき” 藤井道人チーム
廣賢一郎 コメント
このような機会を頂けたことに感謝をしています。こんな混迷な時代だからこそ、私はただ自分に出来る事を精一杯続けようと思います。今回、田村隆一「帰途」という詩から着想を得た物語を紡ぐ予定です。頑張ります!
藤井道人 コメント
廣監督が持つ表現への眼差しにとても好感が持てました。今生きている社会への疑問や、愛についての考察に無二の個性を感じました。これから一緒に映画を作れることが今からとても楽しみです。
“感触” 上田慎一郎チーム
エバンズ未夜子 コメント
この度「感触」というテーマでこの企画に参加させて頂きます。対面での関わりが制限された中、人と触れ合いぬくもりを感じる機会が減りました。しかし、私たちは様々な媒体を通して互いに心で触れ合うことができます。その1つが映画だと思います。変わりゆく時代に動揺する私たちの、閉ざしてしまった心を換気する様な映画をお届けしたいです。
上田慎一郎 コメント
どんな映画になるのか想像がつかない。それが彼女を選んだ一番の理由でした。先日、19歳の彼女が「昭和ってエモいじゃないですか」と言っていました。わかるようで、わかりませんでした。僕らには理解しきれない新しい価値観や世界観。それが映画となって沢山の人を揺さぶるのが楽しみでなりません。
“共有” 三島有紀子チーム
加藤拓人 コメント
まるでフィクションのような現実の中、かつて映画に救われた瞬間があった事を忘れていた気がします。
いま作られるべき映画とは何か、そして共有できる事は何か。
この機会を与えてくれた全ての人に感謝し、その答えを見つけていきたいと思います。
三島有紀子 コメント
脚本から「隔離」と「安心」というテーマが浮かび上がり、加藤さんがコロナ禍の社会をどう見ているのかという視点が明確でした。メタファーとして架空の世界を描いた物語が面白く、この作品を観たいと思いました。何より監督するために生きていること、そして制作期間の他の仕事を断って「空けています」と言った彼の覚悟が見えたことも大きいです。
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藤井道人ら参加の短編企画「DIVOC-12」、一般公募で選ばれた3名の監督発表(コメントあり)
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