「秘密への招待状」ジュリアン・ムーアのコメント到着、場面写真10枚も

ジュリアン・ムーアとミシェル・ウィリアムズが共演した「秘密への招待状」の公開日が2月12日に決定。場面写真10枚も公開された。

本作は第79回アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされたスサンネ・ビアの監督作「アフター・ウェディング」をハリウッドリメイクした作品。インドで孤児たちの救援活動に人生を捧げるイザベルのもとに、ある日、多額の寄付の話が舞い込む。条件はニューヨークまで支援者のテレサに会いに行くことだ。話をまとめて一刻も早く孤児たちのもとに帰りたいイザベルをテレサは娘の結婚式に招待。 寄付金のために渋々出席したイザベルだったが、その結婚式でテレサの夫が元恋人オスカーであり、目の前の新婦グレイスがオスカーと自身の娘だと気付く。ムーアが主人公のテレサを演じ、ウィリアムズがイザベル役で出演。ビリー・クラダップ、アビー・クインもキャストに名を連ねた。

「アフター・ウェディング」を観て素晴らしいと感じたというムーア。「人間関係は、私たちの人生に必ずあるもの。だから私は、人と人との関係を描く家族の物語や映画が大好き」と述べ、「私たちの誰もが人とのつながりの中で何らかのストーリーを持っていると思う。そうしたパーソナルな話に私は何よりも関心があるの」と語った。夫であり本作の監督を務めたバート・フレインドリッチが、リメイク版を作るにあたり物語を脚色し始めた際には、登場人物やその関係について自身の考えを伝えたというムーア。テレサを役者として演じがいのある人物だと考えていた彼女は、脚本が完成した時点でテレサを演じることを確約したという。

「秘密への招待状」は東京・TOHO シネマズシャンテほか全国で公開。