次回で最終回を迎えるドラマ「バベル九朔」の主演・
本作は雑居ビル「バベル九朔」の管理人となった主人公・九朔満大が、すべての夢が叶う偽りの世界“バベル”へ巻き込まれていく物語。満大に菊池が扮し、満大の高校時代からの親友・後藤健を
すべての撮影を終えた菊池は「満大はキャラクターとして感情の緩急もあったので、演じるうえでやりがいがあった部分もあれば、難しい部分もありました」と振り返る。また「3話で健がいなくなって、満大が泣いてしまうシーン」が難しかったと述べ、「3話の健との芝居で、僕も高地も感情のボルテージが上がっていったし、お互いの関係性が、十数年の関係が、いい形でお芝居に昇華されていたなと思いました。照れ臭さもありましたけど、高地の持っているまっすぐな部分に引っ張ってもらったなと思っていて、感謝していますね、すごく」と述懐。最終話に向けて「ふたをしている自分の感情とか気持ちに気付くきっかけになってくれたら、うれしいです」と視聴者に呼びかけた。
「バベル九朔」最終話は12月21日24時59分より日本テレビで放送。Huluではオリジナルストーリー「今夜、バベルの地下一階で。」が配信中だ。なおオンエア時には、2021年1月25日にスタートする
※高地優吾の高は、はしご高が正式表記
シンドラ「バベル九朔」最終話
日本テレビ 2020年12月21日(月)24:59~
菊池風磨 コメント
本当に撮影が1カ月で終わっちゃうことが信じられなくて。満大はキャラクターとして感情の緩急もあったので、演じるうえでやりがいがあった部分もあれば、難しい部分もありました。特に、3話で健がいなくなって、満大が泣いてしまうシーン。気持ちを途切れさせないようにしなきゃと集中して臨んだのが印象深いです。全編通して、僕の芝居で「もう1回」にはならないようにしたい、感情を1回でぶつけたいと思って臨んでいたので、撮影を通して、本番に強くなった気がします。3話の健との芝居で、僕も高地も感情のボルテージが上がっていったし、お互いの関係性が、十数年の関係が、いい形でお芝居に昇華されていたなと思いました。照れ臭さもありましたけど、高地の持っているまっすぐな部分に引っ張ってもらったなと思っていて、感謝していますね、すごく。グイグイ来る健と引っ張られていく満大の関係とも同じだと思いますし。
(最終話に向けて、観ている皆さんには)自分の中にあるものに気付いてほしいなと思います。
バベルではそれをわかりやすく「夢」と言っていますけど。「夢をあきらめて、バベルに行く」とか、「夢を追いかけた時間は無駄じゃない」とか。ドラマ全体、特に最後にはそういうメッセージがありますね。
それは「夢」だけに限らずに、自分の中にあるもの、なくしかけているもの、忘れかけているものとか、そういう部分に向き合うきっかけになったらいいなって。だから大きく言うと「夢」なのかもしれないですね。「こんな夢こっぱずかしくてさ」とか「こんな夢持っていていいのかな」とか。そう思う瞬間って僕にもあるし、誰にでもあると思うんです。もし、(そういう瞬間が)ないとしたら、どこかですでにあきらめちゃっているのかもしれない。ご覧いただいた方に、そういうふたをしている自分の感情とか気持ちに気付くきっかけになってくれたら、うれしいです。ぜひ、心から楽しんでください。
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