「相棒season19」元日スペシャル「オマエニツミハ」が1月1日に放送。
今作は、ある区役所職員の撲殺事件から幕開け。捜査を進める杉下右京と冠城亘は、被害者が未成年の頃に連続暴行事件を起こしていたことを知る。そして当時の被害者の中に、撲殺事件の重要参考人と思われる男が浮上。しかしその矢先に思いもよらぬ出来事が起きてしまう。右京役の水谷豊、冠城役の
岸谷が演じるのは、フリージャーナリストの仁江浜光雄(にえはまみつお)。右京を取材するために訪ねてくるが、異常なまでに彼に興味を示し、事件現場にまで現れて少年犯罪や正義についての議論を持ちかけてくる人物だ。2008年公開の「
「相棒season19」元日スペシャル「オマエニツミハ」はテレビ朝日系で21時から放送。
「相棒season19」元日スペシャル「オマエニツミハ」
テレビ朝日系 2021年1月1日(金・祝)21:00~23:15
岸谷五朗 コメント
「相棒」テレビシリーズ初出演の感想
私と35年間、芝居をしてきた「相方」の寺脇康文さんが出演していた「相棒」は非常に身近にあり、遠い存在でありました。
実は私は「相棒」劇場版に出演させていただいているのですが、「犯人かと思って捕らえたらマラソン好きの岸谷だった」という役で、緊張感溢れる「相棒」の初劇場版で唯一笑いが起きたシーンでした。もちろん、(水谷)豊さん、寺脇さんとのカラミは全くありませんでした(笑)。
元日スペシャルの台本を読んだ感想
シビアな事件が交錯するにも関わらず、非常に繊細な心の脚本になっていて、瀧本智行さんの素晴らしい感性が詰まった作品だと思いました。
フリージャーナリスト・仁江浜光雄を演じるうえで大切にしたこと
「仁江浜」の奥底にある強い思いが決してブレてはならない、と常に自分に言い聞かせながら芝居をさせていただきました。
水谷豊との共演について
十数年前に寺脇さんに連れて行ってもらい、豊さん宅で奥様とお酒を飲ませていただいたことがあったのですが、緊張のあまり汗がお尻まで伝わり、豊さん宅のソファーをビショビショにした経験があります。また、中学生のころに、知人に頼み込んで豊さんのサインをいただき、今でもサランラップに包んで大事に大事に持っております。
以上のことから、私が共演にあたってどれだけの緊張感に包まれていたかお分かりいただけたと思います。
反町隆史との共演、「相棒」撮影現場について
反町さんは「冠城亘」という人物を、しっかりとした役作りの中でブレることなく演じ、事件解決へ、物語の進行をしていらっしゃいました。「特命係」のお二人が揃ったときは、思わず写真を撮りたくなるような「相棒」感が漂っておりました。
ファンへのメッセージ
権野元監督が創造していく世界観が素晴らしく、現場でもいつも役者としての幸せを感じています。そんな素晴らしいスタッフワークの権野組作品、お正月からゆっくりと「相棒」ワールドをご覧ください。
てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
岸谷「お二人が揃ったときは、思わず写真を撮りたくなるような『相棒』感が漂っておりました」/「相棒」元日SPに岸谷五朗が出演、水谷豊&反町隆史に「思わず写真を撮りたくなる」 - 映画ナタリー https://t.co/nAVwhRYW2b