スター・ウォーズ新作が続々!パティ・ジェンキンス監督の長編は2023年公開

3

145

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 48 72
  • 25 シェア

「スター・ウォーズ」シリーズの新作「Rogue Squadron(原題)」が2023年のクリスマスシーズンに全米で劇場公開されることが明らかに。「ワンダーウーマン」シリーズで知られるパティ・ジェンキンスが監督を務める。

「Star Wars: Obi-Wan Kenobi(原題)」ロゴ

「Star Wars: Obi-Wan Kenobi(原題)」ロゴ

大きなサイズで見る(全8件)

日本語では「ローグ中隊」と訳されることが多い「Rogue Squadron」。シリーズに登場する戦闘機Xウイングやスノースピーダーなどのエースパイロットが集う一団を指しており、その活躍はマイケル・A・スタックポールによる小説「Star Wars: Rogue Squadron」でも描かれた。「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」の数年後を描いた同作は、国内でも1997年に「スター・ウォーズ 新生ローグ中隊」のタイトルで刊行。また「スター・ウォーズ 出撃!ローグ中隊」という3Dシューティングゲームが任天堂から発売されている。

公式発表によると「Rogue Squadron」の舞台は、「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」よりも先の時代。そのスピードにスリルを感じ、命を危険にさらしながらも戦闘機に乗るスターファイター・パイロット新世代の活躍を描く。

ジェンキンスは「いつの日か素晴らしい戦闘機乗りたちの映画を作ることが、映画製作者としての長年の夢でした」とコメント。戦闘機パイロットを父親に持つ彼女は「父の隊が毎朝F-4で離陸するのを眺め、その荘厳な力と優雅さを感じていたことは、最高の思い出です。この国に奉仕した父が亡くなったとき、いつの日かそれらの感情のすべてを1つの素晴らしい映画に向けたいという欲求に火がつきました」と題材への深い思い入れを明かす。さらに「私自身の愛と比類なき『スター・ウォーズ』の世界観が組み合わさった完璧な物語に出会い、ついに次に撮るべき映画を見つけたと思いました」と語っている。ジェンキンス自ら出演した動画はTwitterで公開中。彼女がインタビューに応じながら、オレンジ色の戦闘服に着替え、Xウイングに向かう映像となっている。

またルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディは、「ジョジョ・ラビット」のタイカ・ワイティティが監督するタイトル未定の新作映画にも言及。ワイティティが「1917 命をかけた伝令」のクリスティ・ウィルソン=ケアンズと共同で脚本を手がける同作について、「タイカのアプローチは新鮮で予想外。そしてユニークです。彼の巨大な才能とユーモアのセンスは、観客を忘れられない旅へいざなうでしょう」と期待を寄せた。

「Star Wars: Ahsoka(原題)」ロゴ

「Star Wars: Ahsoka(原題)」ロゴ[拡大]

「スター・ウォーズ:ビジョンズ」ロゴ

「スター・ウォーズ:ビジョンズ」ロゴ[拡大]

「Star Wars: Andor(原題)」ロゴ

「Star Wars: Andor(原題)」ロゴ[拡大]

そのほかディズニーはディズニープラスで配信する「スター・ウォーズ」シリーズの新作を続々と発表。アニメ「スター・ウォーズ クローン・ウォーズ」シリーズに登場したアソーカ・タノを主人公に迎えた実写オリジナルシリーズ「Star Wars: Ahsoka(原題)」は近日配信されることが明らかに。「マンダロリアン」と同じタイムラインの物語となり、同作にアソーカ役で出演したロザリオ・ドーソンが主演を務める。日本のクリエイターが参加し、まったく新しい物語を紡ぐオリジナル短編アニメシリーズ「スター・ウォーズ:ビジョンズ」は2021年、「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」に登場したディエゴ・ルナ演じるアンドーを主人公に据えた「Star Wars: Andor(原題)」は2022年に配信となる。

「Star Wars: Rangers of the New Republic(原題)」ロゴ

「Star Wars: Rangers of the New Republic(原題)」ロゴ[拡大]

時期は未定なものの「マンダロリアン」のデイヴ・フィローニジョン・ファヴローが再びタッグを組む実写シリーズ「Star Wars: Rangers of the New Republic(原題)」、「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」から10年後を舞台とするユアン・マクレガー主演作「Star Wars: Obi-Wan Kenobi(原題)」の配信も明らかに。同作ではヘイデン・クリステンセンが再びダース・ベイダーを演じることも発表された。

そのほか「親愛なる白人様」で知られるジャスティン・シミエンがハン・ソロの悪友ランド・カルリジアンを描くドラマシリーズ「Lando(原題)」、「ロシアン・ドール: 謎のタイムループ」のレスリー・ヘッドランドがジェダイ最盛期の時代ハイ・リパブリックを舞台に、ダークサイドの秘密に迫るミステリースリラー「The Acolyte(原題)」、R2-D2とC-3POが新たなヒーローの壮大な物語を案内するアドベンチャーアニメ「A Droid Story(原題)」の配信も控えている。

「Star Wars: Andor」からは、ルナやスタッフ陣がインタビューに応えるメイキング映像がYouTubeで公開中だ。また近日配信の“バッド・バッチ”と呼ばれるクローン兵士のエリート部隊を描くアニメシリーズ「スター・ウォーズ:バッド・バッチ」の特別映像も解禁された。

「スター・ウォーズ」シリーズ新作ラインナップ

実写ドラマシリーズ

「Star Wars: Ahsoka」近日配信
「Star Wars: Andor」2022年配信
「Lando」時期未定
「The Acolyte」時期未定
「Star Wars: Obi-Wan Kenobi」時期未定
「Star Wars: Rangers of the New Republic」時期未定

アニメシリーズ

「スター・ウォーズ:バッド・バッチ」近日配信
「スター・ウォーズ:ビジョンズ」2021年配信
「A Droid Story」時期未定

長編映画

「Rogue Squadron」2023年クリスマスシーズンにアメリカで劇場公開
「タイカ・ワイティティによるタイトル未定の新作」公開時期未定

この記事の画像・動画(全8件)

(情報提供:IndieWire / VM / ゼータ イメージ)

全文を表示

読者の反応

  • 3

はつゆき @dd122_hatsuyuki

スター・ウォーズ新作が続々!パティ・ジェンキンス監督の長編は2023年公開(動画あり / コメントあり) https://t.co/ilAszD76R2 まじか、ローグスコードロンはめっちゃ楽しみやぞ

コメントを読む(3件)

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 パティ・ジェンキンス / タイカ・ワイティティ / ロザリオ・ドーソン / ディエゴ・ルナ / デイヴ・フィローニ / ジョン・ファヴロー / ユアン・マクレガー / ヘイデン・クリステンセン / レスリー・ヘッドランド の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。