「スター・ウォーズ」シリーズの新作「Rogue Squadron(原題)」が2023年のクリスマスシーズンに全米で劇場公開されることが明らかに。「ワンダーウーマン」シリーズで知られる
日本語では「ローグ中隊」と訳されることが多い「Rogue Squadron」。シリーズに登場する戦闘機Xウイングやスノースピーダーなどのエースパイロットが集う一団を指しており、その活躍はマイケル・A・スタックポールによる小説「Star Wars: Rogue Squadron」でも描かれた。「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」の数年後を描いた同作は、国内でも1997年に「スター・ウォーズ 新生ローグ中隊」のタイトルで刊行。また「スター・ウォーズ 出撃!ローグ中隊」という3Dシューティングゲームが任天堂から発売されている。
公式発表によると「Rogue Squadron」の舞台は、「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」よりも先の時代。そのスピードにスリルを感じ、命を危険にさらしながらも戦闘機に乗るスターファイター・パイロット新世代の活躍を描く。
ジェンキンスは「いつの日か素晴らしい戦闘機乗りたちの映画を作ることが、映画製作者としての長年の夢でした」とコメント。戦闘機パイロットを父親に持つ彼女は「父の隊が毎朝F-4で離陸するのを眺め、その荘厳な力と優雅さを感じていたことは、最高の思い出です。この国に奉仕した父が亡くなったとき、いつの日かそれらの感情のすべてを1つの素晴らしい映画に向けたいという欲求に火がつきました」と題材への深い思い入れを明かす。さらに「私自身の愛と比類なき『スター・ウォーズ』の世界観が組み合わさった完璧な物語に出会い、ついに次に撮るべき映画を見つけたと思いました」と語っている。ジェンキンス自ら出演した動画はTwitterで公開中。彼女がインタビューに応じながら、オレンジ色の戦闘服に着替え、Xウイングに向かう映像となっている。
またルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディは、「ジョジョ・ラビット」の
そのほかディズニーはディズニープラスで配信する「スター・ウォーズ」シリーズの新作を続々と発表。アニメ「スター・ウォーズ クローン・ウォーズ」シリーズに登場したアソーカ・タノを主人公に迎えた実写オリジナルシリーズ「Star Wars: Ahsoka(原題)」は近日配信されることが明らかに。「マンダロリアン」と同じタイムラインの物語となり、同作にアソーカ役で出演した
時期は未定なものの「マンダロリアン」の
そのほか「親愛なる白人様」で知られるジャスティン・シミエンがハン・ソロの悪友ランド・カルリジアンを描くドラマシリーズ「Lando(原題)」、「ロシアン・ドール: 謎のタイムループ」の
「Star Wars: Andor」からは、ルナやスタッフ陣がインタビューに応えるメイキング映像がYouTubeで公開中だ。また近日配信の“バッド・バッチ”と呼ばれるクローン兵士のエリート部隊を描くアニメシリーズ「スター・ウォーズ:バッド・バッチ」の特別映像も解禁された。
「スター・ウォーズ」シリーズ新作ラインナップ
実写ドラマシリーズ
「Star Wars: Ahsoka」近日配信
「Star Wars: Andor」2022年配信
「Lando」時期未定
「The Acolyte」時期未定
「Star Wars: Obi-Wan Kenobi」時期未定
「Star Wars: Rangers of the New Republic」時期未定
アニメシリーズ
「スター・ウォーズ:バッド・バッチ」近日配信
「スター・ウォーズ:ビジョンズ」2021年配信
「A Droid Story」時期未定
長編映画
「Rogue Squadron」2023年クリスマスシーズンにアメリカで劇場公開
「タイカ・ワイティティによるタイトル未定の新作」公開時期未定
(情報提供:IndieWire / VM / ゼータ イメージ)
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はつゆき @dd122_hatsuyuki
スター・ウォーズ新作が続々!パティ・ジェンキンス監督の長編は2023年公開(動画あり / コメントあり) https://t.co/ilAszD76R2 まじか、ローグスコードロンはめっちゃ楽しみやぞ