フランスの映画監督ジャン・ローランの特集上映「ジャン・ローラン特集vol.1 フランジュ×ローラン」が、1月17日に東京・ユーロライブで開催される。
これは、これまでにガイ・マディンやピーター・エマニュエル・ゴールドマンらを紹介してきたPigeon Filmsの新企画。ローランはエロティックなヴァンパイアホラーを中心に、1960年代から2000年代まで50本以上もの映画を発表した作家だ。
第1回では自分たちをヴァンパイアだと信じ込む4姉妹を描いた1968年の長編デビュー作「レイプ・オブ・ヴァンパイア」、ある青年が父親の主催するエログロナンセンスなパーティを目撃する1970年の長編2作目「ヌード・ヴァンパイア」がラインナップに。五月革命の最中に公開された「レイプ・オブ・ヴァンパイア」は、映画の詩的な雰囲気を期待外れに感じた観客が上映中に暴動を起こした1作だ。国内ではいずれも未ソフト化となる。
また「顔のない眼」で知られる
不定期開催の「ジャン・ローラン特集」では、今後もさまざまな映画と同時上映でローラン作品の魅力を深掘りしていく予定だ。会場ではローランを特集したZINE「COUCHONS vol.1: Jean Rollin」を販売。またアフタートークには脚本家・映画監督の
ジャン・ローラン特集vol.1 フランジュ×ローラン
2021年1月17日(日)15:30~ 東京都 ユーロライブ
<上映作品>
「レイプ・オブ・ヴァンパイア」
「ヌード・ヴァンパイア」
「ジュデックス」
<登壇者>
高橋洋 / 中原昌也
ジョルジュ・フランジュの映画作品
タグ
じろさん(じろともトン) @jirotomoton
フランス産ヴァンパイアホラーの珍品、ジャン・ローラン特集が開催決定 - 映画ナタリー
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