吉高由里子と横浜流星の質問に三木孝浩が回答、「きみのめ」タイトルバック裏話も語る

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きみの瞳(め)が問いかけている」のティーチインイベントが昨日11月20日に東京・新宿バルト9で行われ、監督の三木孝浩が登壇した。

三木孝浩

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「きみの瞳が問いかけている」ポスタービジュアル

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本作では事故で視力と家族を失った明香里と、罪を犯しキックボクサーとしての未来を絶たれた塁の純愛が描かれる。明香里を吉高由里子、塁を横浜流星が演じた。

三木孝浩

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「監督から見た吉高さんのすごいところはどこか?」と尋ねられた三木は「吉高さんはスタッフをよく見ているんです。声を掛けて明るく和ませてくれる。そういうところは座長として信頼しています。お芝居だけでなく現場全体のテンションを気にしているところはすごいところだと思いますね」と吉高に賛辞を贈る。一方の横浜については「セリフの間違い、芝居のミスによるNGはほとんどなかったです。集中力が高くて、鬼気迫るものがありました」とたたえた。また横浜の意外な一面を「寒さに弱いところですね。でも役作りのために体脂肪を相当落としていたのでしょうがないんです。水浴びをするシーンは時期も時期だったのでガタガタ震えていました」と明かした。

「きみの瞳が問いかけている」

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映画のタイトルバックが出るタイミングに関して問われると三木は「塁がどこで明香里に惚れたのか? 皆さん、いろいろ推察されていますが個人的にはタイトルが出る直前だと思っています」と述べ、「相手が盲目で自分の視線を気にしないとわかっていても、目が合ったときに射抜かれた感じ。特に流星くんの表情がすごくよくて、タイトルのポイントはここだなと編集後の段階で思いました」と振り返る。

「きみの瞳が問いかけている」

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イベント中盤には吉高、横浜からの質問が紹介される場面も。「私は恋愛映画が恥ずかしいのですが、三木監督の恥ずかしいものはなんですか?」という吉高の質問に三木は、「パンフレットの中の自分の写真が恥ずかしかったです」と告白。パンフレットには演出している様子を捉えた写真を使われることが多々あるそうで、三木は「演出しているときは、無意識にキャラクターの気分で顔を作っていることが多いんです。塁の顔を触っているときは、明香里の気分でいるので、改めてその写真を見ると恥ずかしいです……」と言及する。

続いて「恋愛映画の名手と呼ばれる三木監督ですが、実際に奥様にプロポーズしたセリフを聞いてみたいです」という横浜の質問が紹介された。これに三木は「すごくシンプルで『これからもずっと一緒にいてください』と言ったら、『いいです』とすごく軽い感じの返事で。『もしかしてプロポーズだと気付いてない?』と聞いてみたら『え? 今のプロポーズ?』って(苦笑)。指輪も用意していなかったので、気付かれなかったという恥ずかしい話でした」と照れくさそうに語り、会場に笑いを起こした。

「きみの瞳が問いかけている」は全国で公開中。

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(c)2020「きみの瞳が問いかけている」製作委員会 (c)2020 Gaga Corporation / AMUSE Inc. / Lawson Entertainment,Inc.

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