俳優としても活動している
東京から実家に戻ってきた弟・和馬を藤原、親が経営していた酒屋を継いだ兄・弘文を長尾が演じたほか、藤城長子らが出演。King Gnu「白日」のミュージックビデオなどで知られるカメラマン、光岡兵庫が撮影を担当した。
本作に寄せた
テアトル新宿での上映は「TBSラジオ賞受賞記念作品・中村屋酒店の兄弟オリジナルスピンオフドラマ」のラジオドラマから始まり、映画の本編終了後には白磯が撮影・編集を行ったドキュメンタリー「中村屋酒店」も上映される。さらにトークでは白磯と縁のある
瀬々敬久 コメント
生まれた場所は同じ筈なのに、やがて微妙に生きる環境が変わってくる兄弟の葛藤。そんな普遍的であって懐かしくもある物語を真っ向勝負で挑んでいる姿勢に心打たれた。俳優たちと作り手の信頼、そういうものが、画面のあちこちから匂い立っていて清々しい。忘れていた何かを思い出させてくれる作品だ。
藤原季節 コメント
「けれどもほんとうのさいわいは一体なんだろう」
銀河鉄道の夜。ジョバンニの言葉だ。
白磯大知が、実在する中村屋酒店の閉店を追ったドキュメンタリーを作り上げた時、僕は感動した。彼もまたほんとうのさいわいを探し続けて、2年間も中村屋酒店と向き合い続けていたことを僕は知らなかった。
彼がスクリーンに映し出す“ほんとうのさいわい”をどうか届けたい。僕はそのために頑張る。よろしくお願いします。
長尾卓磨 コメント
今は閉店し建物ももうない中村屋酒店さんをお借りしてぼくらは兄弟になりました。
あちらこちらで変わりゆく街の風景を眺めながら、これまで街や人から貰ったもの、借りたもの、返せたもの返せなかったもの、この作品を通してそういったものを思い出しています。
ひとつの店をつくるも閉めるもつづけるも、街並みをつくるのも、つまるところ人の思いだと思います。
それは今回併映されるドキュメンタリーを観ると一層感じられる。
白磯監督はよく「人の思い」という言葉を口にします。
このデビュー作でそれを監督は目一杯僕らキャスト・スタッフに託してくれました。
見届けてください。
劇場で、お待ちしております!
白磯大知 コメント
町の小さな酒屋、そこで生活する家族。
そこに流れる時間を、素晴らしいスタッフキャストと共に作り上げました。
藤原季節さん長尾卓磨さんの演じる兄弟は、作品を僕の想像の遥か上へ持ち上げてくれました。
是非映画館で濃厚な時間を体感してください!
藤原季節の映画作品
リンク
おおとも ひさし @tekuriha
藤原季節×長尾卓磨の共演作が上映、トークに若葉竜也、村上虹郎、磯村勇斗ら登壇 - 映画ナタリー
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