「アルプススタンドのはしの方」の
「自粛生活に希望を」という思いから桜井がTwitterで連載した小説をベースとする本作。大学の映研サークルによる映画「スーパームーン」の撮影でヒロイン役を務めるサナは、監督のニシに容赦なくダメ出しされ、テイクを80回以上重ねて泣いてしまう。やがて撮影は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止され、映画は10年間お蔵入りに。大学を卒業したサナは女優をあきらめきれず、ひそかに思いを寄せていた相手役のレイの言葉を支えにして、演技のレッスンに励む。そして監督デビューしたニシの受賞をきっかけに、同じスタッフ・キャストで「スーパームーン」の続きを撮影することになる。
「アルプススタンドのはしの方」での2人の演技を見て、サナ役に小野、レイ役に平井の起用を決めたという桜井。「間違いなくこれからの邦画界を背負って立つ、このフレッシュコンビの確変を私が1番楽しみにしている。この映画でも、映画内映画『スーパームーン』でも、2人がどんな切ない表情で繊細な関係を描き出すのか、ドキドキしています」と撮影への期待を語った。
なお本作には小野と平井のほか「東京の恋人」の
上映時間60分となる予定の「シチュエーション ラヴ」は12月にクランクイン。映画祭への出品、単館での上映、配信を目指す。
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めちゃくちゃ楽しみー!!!
「アルプススタンド」小野莉奈&平井亜門のダブル主演作が製作決定、監督は桜井亜美(コメントあり) https://t.co/1oEfMkafev