フランス映画「
第72回カンヌ国際映画祭で脚本賞とクィアパルム賞に輝いた本作は、18世紀のフランス・ブルターニュの孤島を舞台に、画家マリアンヌと貴婦人の娘エロイーズの恋を描く物語。「午後8時の訪問者」の
35mmフィルムとデジタルのどちらで撮影するか悩んだというシアマ。ブルターニュの海岸でカメラテストを行った結果、彼女はデジタルを選択した。シアマはその理由が「肌の質感」であることを明かし「私たちはあの存在、つまり女性たちの欲望を取り戻させようとしている。それでデジタルのもたらす肌の紅潮やエネルギーが決め手となった」と説明している。
「燃ゆる女の肖像」は12月4日より東京・TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamura ル・シネマほか全国で順次公開。
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「燃ゆる女の肖像」でデジタル撮影を選んだ決め手は?監督のインタビュー映像公開 https://t.co/dO0u0f0M92