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岡崎京子のマンガを実写化した本作は、“平坦で平凡”な女子高生・渋谷ハルコと、彼女に一目惚れされた少年・神奈川ケンイチの恋を描く物語。ハルコを山田、ケンイチを鈴木が演じる。
МCから、相手の性格と役柄の共通点を問われた山田と鈴木。山田は「仁くんとは事務所が一緒ということもあって昔から面識はありますけど、基本的にはケンイチと違うと思います。けど、何を考えてるのかわからないなと感じる部分は似てますね」と分析する。鈴木は山田のコメントを受けて「そこは認めます」と恥ずかしそうに笑い、彼女について「ハルコと杏奈ちゃんはあんまり似てないと思っていて。杏奈ちゃんが朝に寝坊してハルコみたいにバタバタしているところが想像できないです」と話す。当の山田も「わかるかも。私は寝坊したらあきらめちゃうと思うから、あんなにがんばれないな」と同意した。
続けて瀬田が、2人のキャスティング理由を語る。オーディションを経て役を射止めた鈴木について「オーディションに来る人ってすごくやる気がある人と、やる気を出すのってださいよねっていう人の2パターンが多いんですけど、鈴木くんはそのどっちでもなかったんです。つかみどころのなさが、ケンイチっぽいんじゃないかと思いました」と明かす。山田に関しては「しっかりされているんです。すごく歳下なんですけど、同じ目線で話せて、一緒に相談しながらハルコを作り上げていけるという安心感がありました」と振り返った。
ハルコがケンイチに一目惚れしたことから物語が展開するあらすじと、劇中に登場するフレーズにちなみ「“地球の危機一髪を救うような”運命的な出会いは?」と問われた3人。山田は「去年福井に行ったときにサバのへしこを食べたんですけど、衝撃を受けるぐらいおいしかったです」と答える。鈴木は「これ偶然なんですけど」と前置きし、「最近ずっとしめサバが好きだって話してるんです。いつでもさっぱり食べられて幸せですし、いろんな地方に行ってサバの棒寿司を買って1人で食べていたい」と瞳を輝かせた。3人はこの質問にとても頭を悩ませたといい、山田は「瀬田さんが“地球の危機一髪を救う”を引用したことを少し後悔されていましたよね」と暴露。瀬田は「いい言葉だから入れちゃったけど、なんで入れちゃったんだろうとここで思いましたね……」と苦笑した。
「ジオラマボーイ・パノラマガール」は全国で公開中。
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緋村 月 @himuralight
山田杏奈×鈴木仁「ジオラマボーイ・パノラマガール」コンビの共通点はサバ(イベントレポート / 写真11枚) - 映画ナタリー https://t.co/2AOwYxlHkM