カポーティに届いたティファニーからの電話とは、ドキュメンタリーの一部映像解禁

3

69

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 13 49
  • 7 シェア

本日11月6日に封切られたドキュメンタリー「トルーマン・カポーティ 真実のテープ」の本編映像の一部がYouTubeで解禁された。

「トルーマン・カポーティ 真実のテープ」ポスタービジュアル

「トルーマン・カポーティ 真実のテープ」ポスタービジュアル

大きなサイズで見る(全10件)

「冷血」などで知られ、ニューヨーク社交界のアイコン的存在でもあった小説家トルーマン・カポーティ。本作では彼の波乱に満ちた人生と素顔に迫りながら、有名人の私生活を赤裸々につづった未完の絶筆「叶えられた祈り」を巡るミステリーを追う。

「オードリー・ヘプバーン 映画ポスター・コレクション ポスター・アートでめぐる世界のオードリー」(DU BOOKS刊)より、「ティファニーで朝食を」ポスタービジュアル 。

「オードリー・ヘプバーン 映画ポスター・コレクション ポスター・アートでめぐる世界のオードリー」(DU BOOKS刊)より、「ティファニーで朝食を」ポスタービジュアル 。[拡大]

映像ではカポーティの代表作であり、オードリー・ヘプバーン主演で映画化もされた「ティファニーで朝食を」にスポットが当てられた。映画の本編シーンをバックに、作家ノーマン・メイラーがカポーティの才能を「同世代で敵う者はいない。当時のニューヨークをあれほど見事に描いた小説があるか? 時間と場所を捉えるセンス。誰より息の長い作家になる」と絶賛する。

「トルーマン・カポーティ 真実のテープ」

「トルーマン・カポーティ 真実のテープ」[拡大]

批評家のセイディー・スタインは小説と映画で主人公ホリーの人物造形がまったく異なることを説明し、映画の脚本を担当したジョージ・アクセルロッドはラストシーンの違いについて言及。映像はカポーティが「ティファニーから電話が来た。宣伝のために朝食の食器セットを送ってくれると言うんだ。僕は“純銀か純金なら”と答えたよ」と周囲を笑わせる姿で締めくくられた。

イーブス・バーノーが監督を務めた「トルーマン・カポーティ 真実のテープ」は、東京のBunkamura ル・シネマほか全国で順次ロードショー。アメリカに先駆け、日本が世界最速の劇場公開となる。

この記事の画像・動画(全10件)

(c) 2019, Hatch House Media Ltd.

読者の反応

  • 3

LChannel @lchannel_

『トルーマン・カポーティ 真実のテープ』カポーティに届いたティファニーからの電話とは、ドキュメンタリーの一部映像解禁 [11/6~] https://t.co/S5dhBdEMkP

コメントを読む(3件)

リンク

関連商品

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 トルーマン・カポーティ 真実のテープ / トルーマン・カポーティ / オードリー・ヘプバーン / イーブス・バーノー の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。