桜木紫乃の直木賞受賞作を実写化した本作。北海道の湿原に建つラブホテル・ホテルローヤルを舞台に、非日常を求めて同地を訪れる男女や、問題を抱える経営者家族、従業員それぞれの人生模様が描かれる。経営者家族の一人娘・田中雅代を波瑠が演じ、安田は雅代の父・大吉に扮した。
公開された写真には56歳と66歳の大吉が捉えられている。実年齢より20歳も上の大吉を演じるために、特殊メイクを施したり体型を変化させるなどして役作りを行った安田は、「自分の親父に似ています」とコメント。「20歳上が演じられるならば、20歳若い大吉も演じてみたかったです」と述べた。
安田の演技に、桜木は「本当に北海道の親父でした。こういう人、親戚にいますよね。やっぱり北海道の親父ってあんなふうに怒鳴るんですよ」と太鼓判。また、桜木は病に倒れた大吉が入院するシーンも見学しており「病院のベッドで横になっているシーンを撮り終えた安田さんがモニターのある部屋に現れ、『桜木さん、どうでしたか』と訊ねられたのですが、病人メイクは間近で観るとゾンビ。怖くてドン引きしてしまいました。『あ、こんな顔ですもんね』と安田さんに謝らせてしまうという失態。あの日の自分は大馬鹿野郎です。安田さん、ごめんなさい」と振り返った。
「ホテルローヤル」は11月13日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。
大宮飛鳥 @aska04170166
安田顕写した「ホテルローヤル」新写真、原作者が「本当に北海道の親父」と太鼓判 #SmartNews https://t.co/yQRSoYVmOl