台湾ニューシネマ旗手の1人、「光陰的故事」のチャン・イーが68歳で死去

2

50

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 19 23
  • 8 シェア

エドワード・ヤンらが参加したオムニバス映画「光陰的故事」の1編「名を名乗れ」(原題「報上名来」)を手がけたチャン・イーが、11月1日に死去したと新浪などが報じた。68歳だった。

チャン・イー

チャン・イー

大きなサイズで見る(全2件)

台湾ニューシネマの旗手の1人として知られるチャン・イーは、1985年に当時、彼の妻だった蕭颯(シァオサー)の小説を実写化した「我這樣過了一生(原題)」で金馬獎の最優秀作品賞や監督賞などを受賞。そのほかの監督作に「玉卿嫂(原題)」「我的愛(原題)」などがある。「我這樣過了一生」で金馬獎の最優秀主演女優賞に輝いたロレッタ・ヤンとの不倫が明るみに出たことから映画界を引退。2人でガラスアートを制作・販売する「琉璃工房」を立ち上げ、ガラス工芸家としても活躍した。その後2017年にアニメーション映画「傷心わんこ」(原題「狗狗傷心誌」)で復帰。同作は第13回大阪アジアン映画祭で上映され、プロデューサーを務めたロレッタ・ヤンとともに来日した。

この記事の画像(全2件)

(情報・写真提供:新浪)

全文を表示

読者の反応

  • 2

おきらく台湾研究所 @okiraku_tw

映画ナタリー「台湾ニューシネマ旗手の1人、「光陰的故事」のチャン・イーが68歳で死去」 https://t.co/yajaIWaNAc

コメントを読む(2件)

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 光陰的故事 の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。